東京から埼玉県大宮と川越に1泊2日で子連れの家族旅行に行ってきました。
近場ではありましたが、大宮の鉄道博物館と川越の町並みの観光で大人も子どもも楽しめる2日間でした。
これから大宮・川越に旅行する方の参考になればと思い、ブログにまとめました。
※2023年2月中旬に旅行した内容です。
1日目の旅程
1日目の旅程は以下の通り。
・大宮駅でランチ
・鉄道博物館を観光
・カンデオホテルズ大宮にチェックイン
・ビストロボナペティで夕食
・宿でのんびり
大宮駅まで普通列車で
初日は大宮駅周辺観光をする予定だったので、大宮駅まで電車で向かいました。
都内からだと東京駅、新宿駅から約35分ほどなのでそこまで時間はかかりません。
お昼ごろに大宮駅に着けるようにのんびり向かいました。
大宮駅で降りるのは初めてでしたが、新幹線停車駅で埼玉の中核になる駅だけあって大きいですね。
博多のミニクロワッサン屋『MIGNON(ミニヨン)』があったので、ついおやつに買ってしまいました。
小さいので食べやすくお昼ご飯前ですがつい手が伸びてしまいますね。
大宮駅のエキュート内でランチ
子どもがどうやらお腹を空かせてしまったようなので、駅内にあるエキュートのお店で食べることにしました。
『大宮横丁』という全国ご当地グルメコートがありました。
面白そうではありますが、飲み屋のおつまみが中心のようにも見えたので今回はスルー。
エキュートのお店はどこも混んでいましたが、比較的空いていた『カオマンガイキッチン』に入りました。
都内だと数店舗あるマンゴツリーの系列店のようです。
久しぶりにカオマンガイを食べましたが可もなく不可もなく。駅ナカにしては料金が安めといったところでしょうか。
ニューシャトルに乗って鉄道博物館へ
昼食後は前から行きたかった鉄道博物館に向かいます。
こちらはJR東日本の列車や新幹線が展示されている博物館で、以前写真で見かけて気になっていました。
鉄道博物館まではニューシャトルというモノレールのような電車に乗りました。
大宮駅から徒歩2分ぐらいで乗り口に着きますが、向かう道に鉄道博物館の案内が見れるので気分が上がりますね。
大宮駅から出発後はぐるっとカーブするのでアトラクションのような動きで楽しめます。
大宮駅からだと1駅なので景色を眺めているとあっという間に着きました。
駅名も『鉄道博物館』なので分かりやすいですね。
鉄道博物館:入場口まで
改札を出るとそこからは鉄道博物館の雰囲気に。車庫をイメージした通路のよう。
足元を見ると新幹線の時刻表が。昔は『あおば』という新幹線もあったのでしょうか。
博物館入口までに列車の展示がありました。表札に修学旅行と書いてあります。
SL列車もあって、今日の日付が書かれているので記念撮影スポットにはぴったりの場所。
鉄道博物館の中に入ると『鉄道開業150年&鉄道博物館15年』の横断幕が。こちらの博物館は意外と新しかったのですね。
手荷物が多かったので受付横のコインロッカー(300円~500円)に預けました。
入場料は当日だと大人1名あたり1330円。コンビニで事前予約をしておくと1230円です。
入館には当日含めてコンビニで事前購入する必要があるので注意です。
鉄道博物館:列車展示
今回時間の都合で見れたのは本館の列車展示、南館、キッズスペース、ショップ、の4か所です。
お昼ご飯を食べれる場所などもあったので、こっちで食べても良かったなぁ、とあとで少し後悔。
ベビーカーを置いたらまずは列車展示から。
日本で第1号のSL列車らしいです。ザ・機関車という見た目。
SLは中に入れませんがそのほかの列車は中に入れるものも多数あり。
床が板だと少しバスのようにも見えますね。
今とは全然見た目の違う新幹線の『とき』。色も違いますが、鼻がとがってないんですね。
時刻がじかに掲示されてますが、昔はその都度、人の手で変えていたのでしょうか?
昔の積雪地帯を走っていた新幹線。顔がアンパンマン号のように丸い。
この新幹線は連結部分が出てくるという実演も行っていました。
中に入ってみるとかなり最近の座席に近くなっています。ほぼ原形ができた状態ですね。
こちらは『寝台列車あさかぜ』の中の様子。入ることはできませんが、その当時の利用風景が見れます。
15時になると真ん中にいたSL列車がぐるっと旋回するイベントもありました。
鉄道博物館:中庭と南館
本館の展示場から南館へは中庭に出て移動です。
これは『MAXとき』の2階建て列車でしょうか。実物を見たことありませんが大きいですね。
せっかくなので記念撮影。去年の10月が最後でしたね。ラストランお疲れさまでした。
こちらは中に入れませんでした。
すぐ横では先頭車両だけのSL列車が後ろ向きに走ってました。これは申し込みとかすれば乗れるのだろうか?
ランチトレインなるものもあり。電車内でお弁当などを食べれるようです。
車内はかなり普通だったので、本当に車内で飲食しているのと同じ状態になります。
南館では東北新幹線と山形新幹線が展示されています。
こちらは実物大で近くまで寄ることができます。(中には入れませんでした)
南てっぱく駅では改札機から切符を発券して改札を通れるようになっています。
切符も本物っぽい。本当の改札では使えないので間違えて入れないようにしましょう。
子どもが自分で改札を通るのを楽しんでました。
南館ではそのほか、鉄道に携わる仕事についての紹介が行われていました。
あと時期が悪かったのですが、冬季(12月~2月)でなければミニはやぶさ号というのに210円で乗れる(土日はアプリ抽選)ようです。
また暖かい時期に来て子どもといっしょに乗りたいですね。
鉄道博物館:キッズプラザ
館内を見学するのも少し疲れて来たので『キッズプラザ』に向かいました。
こちらはカフェ併設の子どもが遊べる場所になっていて、親は休めて子どもは遊べるという最高のスペースでした。
中にはとても大きなプラレールで遊べる場所もあり。
こちらの施設で用意しているプラレールと自前のプラレールが混ざってはいましたが、子どもは大興奮。
金曜日だったため激混みという感じでもなく遊べていました。
乳幼児用のスペースもあるため、子どもが複数いても対応できそう。
キッズプラザから外に出ると『ミニ運転パーク』という小さい乗り物広場も。こちらはアプリで抽選が必要でした。
しばし休憩していると16時でプラレール広場は閉まってしまい子どもが大泣き。遊び足りなかったようです。
帰り際にはショップもあり、列車関連のグッズがそろっていました。
鉄道博物館全部を見るのは、お昼からだと足りないので午前中から来るのが良さそうですね。
カンデオホテルズ大宮にチェックイン
鉄道博物館を出た後は、この日宿泊する『カンデオホテルズ大宮』に向かいました。
ホテルまでは大宮駅から徒歩6分程度ですぐ着きます。
13階フロントで館内の案内を受け、カードキーをもらいました。
プランに記載があったそうですが、埼玉の地域券ももらえたので、提携店で買い物できそう。
お部屋は8階のキングルームです。
窓際のソファが広くてくつろげます。窓が大きいのも良いですね。
キングベッドが幅220cmと一般的なものより広くて快適でした。しかもシモンズベッド。
湯沸し器がデロンギ製であったり、テレビも49インチ、とハイクオリティ。
部屋も高級感がありとても良いです。夕食の時間まで部屋でくつろぎました。
ビストロボナペティで夕食
夕食は事前に予約していた『ボナペティ』で。
大宮駅の東口側から徒歩3分ほどの場所にあります。東口は西口と違って飲み屋さんが多く繁華街のよう。
ボナペティがある商店街は少しだけ落ち着いた雰囲気。地元の人が使う商店街かもしれませんね。
お店は2階にあるのでベビーカーは持って上がりました。
店内はカジュアルレストランといった雰囲気。
メニューは変わったものも多く、何を選ぶか悩みますね。飲み物も種類が多いです。
お通し代わりのグリーンピースのスープ。グリーンピースが苦手な人でも飲みやすい味になっています。
ほうれん草とベーコン、卵のキッシュ。うずらの卵がついてました。おいしい。
メキシカンシーザーサラダ。サルサソースがついており、良いアクセントになります。
パリパリピーマン。氷水につけたピーマンに温かいミートソースのようなものを載せて食べます。
子どもがミートソースばかり食べてました。
大宮ナポリタン。ケチャップの味が強いわけではなく、ミートソースと混ざった感じ。個人的には好きな味です。
大宮ナポリタンは埼玉県産の具材を1つ使っているはずなので、野菜のどれかでしょうね。
ビストロハンバーグ。ソースはガーリッククリームにしました。
肉感の強いハンバーグです。ガーリッククリームはそこまでニンニク臭はしないですね。
お店の雰囲気も良く料理もおいしかったです。
金額もそれぞれお酒2杯飲みましたが合計6500円ぐらいだったのでリーズナブル。
19時半には予約のお客さんで満席になってましたが、人気なのもうなずけます。
ホテルでのんびり
夕食後は大宮駅の1階で買い物をしたのちにホテルに戻りました。
2歳の子どもを部屋のお風呂でシャワーをして、親は交代でスカイスパに。
(※画像は楽天トラベルから引用)
大浴場、サウナ、水風呂、露天風呂とあり、浴場も身体を伸ばせる作りに。
浴槽の高さもちょうどよく、身体も温まりました。
部屋に戻ってからは買っておいたいちごケーキとホワイトエールを。
旅行ならではのちょっとした贅沢です。良い1日でした。
2日目の旅程
2日目の旅程は以下の通り。
・常盤珈琲焙煎所
・大宮駅から川越駅へ
・川越を散策
・川越から帰宅
ホテルで朝食
朝食はホテル13階のスカイラウンジで。
20時過ぎに行くと待ちのお客さんが15組ほどいましたが、回転率がよいのか10分ほどで呼ばれました。
ある程度席にゆとりを持たせているのか混雑している感じでありませんでした。
メニューの種類はけっこうあり、ビジネスホテルの朝食と比べると明らかに充実していました。
カレーやお茶漬けなどもあり、サクサクのクロワッサンもおいしかったです。
カンデオホテルズ大宮の詳しい宿泊内容については「カンデオホテルズ大宮の宿泊記ブログ」という別記事でも紹介しているので、良ければご参考ください。
常盤珈琲焙煎所
大宮駅から近くに『常磐珈琲焙煎所』というコーヒー豆を売っているお店があったので寄ることに。
ホテルでもらった地域券が使えたんですよね。
お店の前ではコーヒー豆を焙煎する良い匂い。
豆の種類がとても多く、数種類は試飲もできました。
当日焙煎済みのコーヒー豆は3種類あり、その中で桜ブレンドというのが試飲でおいしかったので買っていきました。
コーヒー豆を買うとコーヒー1杯がもらえたのでアイスコーヒーを。ちょっと苦めでスッキリしておいしいです。
大宮駅から川越駅へ移動
2日目のメインは川越観光を予定していたので、大宮駅から川越駅へ移動します。
川越駅までは電車で約25分。乗り換えもありません。
JR川越駅の隣は東武東上線の川越駅もありました。東京に戻るときはこちらですね。
川越観光の中心は一番街と呼ばれる蔵造の町になります。
川越駅からはバスも多く出ていたので、一番街までバスで移動しました。
時の鐘周辺を散策
バスを降りると懐かしい川越の風景。観光客が増えるので、土日は歩行者天国にしてほしいですね。
一番街は蔵造の町と呼ばれる、昔ながらの建物が多数残っています。過去にタイムスリップしたみたいで楽しいですね。
川越は食べ歩きの町になっていて、様々な飲食店が食べ歩きできるメニューを提供してます。
観光客が漬物のきゅうりを持ち歩いて食べているのも、川越ならではの風景ですね。
まずは川越のシンボルである『時の鐘』を見に行きました。
通りから横道に入ると見えました。空も青くてきれい。
ここまで歩いてきてふと気が付いたのが電柱や電線がないこと。
調べたところ、川越は観光美化のために一番街だけ平成4年に無電柱化を図ったようです。
電柱や電線がないだけで空が広く見えますし気持ちいいですね。
時の鐘も下から見ると大きいですね。
時の鐘の下には『薬師神社』という神社があったので参拝することに。小さいのでお賽銭を入れてすぐ終わりました。
時の鐘周辺はメインスポットだからか人がたくさんですね。
『いも恋』という川越で数店舗あるお店で、いも恋といもポテというお菓子を買いました。
いもポテは初めて食べたのですが、カップケーキ型のスイートポテトみたいなお菓子で、とてもおいしかったです。3個ぐらい買えばよかった。
少し歩いていくと『小江戸おさつ庵』という芋チップスのお店がありました。よく川越の写真で見かける大きなサツマイモチップスですね。
久しぶりに来たので買っていくことに。お客さんはたくさん並んでますが、回転が早いのですぐ注文口まで行けました。
やはりこのチップスは大きいですね。顔と同じぐらいの長さ。
大きいんですがチップスなのでわりとすぐ食べ終わります。子どもがすぐ食べてしまいました。
スタバで休憩
少し休憩したかったので、以前から行ってみたかった川越のスターバックス。
こちらはコンセプトストアと呼ばれ、その地域の文化を発信するお店です。
この川越店は外観が蔵造に合わせており前から行ってみたかったお店でした。
店内は奥行があり、席もゆとりがあります。
半分外みたいな席とテラス席もあり、暖かい季節であれば気持ちよさそうです。
外を歩いていたら暑くなったのでゆずシトラスティーと軽食を。
店内は襖絵が飾られていたり、木材や内部のデザインが良い感じでした。
窓も大きくて外からの光が入るので自然な明るさ。ゆっくりできました。
川越を散策
スタバを出た後はしばらく川越を散策です。
お箸作りを体験できるお店がありました。体験している人も多く、面白そう。
みっふぃーベーカリー。ミッフィーの顔の形をしたパンを売ってました。
待ちが長そうだったので、隣のショップだけ見ていきました。
少し脇道にそれると雑貨屋さんも。コーヒーも気になりましたがさっきスタバで飲んだばかりなんですよね。
足元では川越オリジナルのマンホールが。マーク的にお祭りも有名なんですかね。
インパクトのあるカメレオンが。他にも2匹並んだ鯉などが『いも重』というウナギ屋さんにいました。
店主の趣味なのかもしれません。
『菓子屋横丁』という場所に来ました。お客さんが集まっているので人気スポットなんでしょうね。
マップを見る限りはぐるっと回れそう。ちょっと歩いてみます。
左右にお菓子や飲み物など食べ物系のお店がずらっと並んでますね。
名前通り菓子屋横丁。川越えは食べ歩きの町といっても良いかもしれません。
菓子屋横丁も見たので、ちょっとずつ戻っていくことにしました。
蓮馨寺と熊野神社を参拝
一番街から駅の方に戻りがてら、蓮馨寺(れんけいじ)と熊野神社に寄っていくことに。
蓮馨寺はお寺なので鳥居とかないですね。
カラフルな垂れ幕が目立ちます。川越の他の神社でもあった気がするので土地柄でしょうか。
お賽銭箱の横に『おびんづる様』という像があり、身体の治したい箇所を触ると良いよう。とりあえずお腹を触っておきました。
蓮馨寺から通りを渡って少し歩いていくと熊野神社が出てきます。
提灯に鳥が描かれており、八咫烏(やたがらす)だそうです。
さすがに狛犬がカラスになったりはしないよう。
この熊野神社は縁結びの神社らしく、むすびの庭という左右対称でグルっと回れる場所がありました。
個人・家族とカップルで作法が違うのも面白いですね。友人編はないよう。
横を見ると大きな2羽の八咫烏が。思いのほか楽しめる神社でした。
熊野神社を出て近くにバス停があったので、そこからJR川越駅に戻りました。
川越駅でお土産購入
JR川越駅改札の横に『SAIBOKU』という豚肉屋さんで、珍しいタイプのCOEDO(コエド)ビールが売っていました。
COEDOビール自体はスーパーで見かけることもありますが、コラボしたビールで珍しかったので買うことに。
合わせてコロッケも買って、家でビールといっしょに食べましたがおいしかったです。
帰りの電車は東武東上線の川越駅から池袋まで行き、そこからJR山手線に乗って自宅に帰りました。
最後に
大宮・川越旅行は1日ごとにメインスポットを回ったのでゆっくり観光できました。子どもも妻も楽しめたようです。
東京から近いので交通費にお金がかからずに旅行気分を味わえるのも良かったです。
鉄道博物館も川越も1日では回り切れなかったのでまた観光しにいきたいです。