2泊3日の石垣島旅行に合わせて竹富島に観光してきました。
竹富島は石垣島から一番近い離島でフェリーの本数も多いので観光にうってつけです。
沖縄の原風景が残っている竹富島は一度は行くことをおすすめします。
この記事では、
・竹富島観光の楽しみ方
・水牛車をお得に予約する方法
・竹富島のおすすめのホテルや宿
を画像つきでブログにまとめました。これから竹富島への観光を検討している方はご参考ください。
※石垣島旅行については、【石垣島の旅行記ブログ】2泊3日の夫婦旅で石垣島観光やホテルをお得に満喫!に書いているので合わせてどうぞ。
石垣島から竹富島への行き方は?
石垣島から竹富島へはユーグレナ石垣港離島ターミナル(以下、石垣港離島ターミナル)からフェリーで向かいます。
竹富島までのフェリーの移動時間は15分ほどなのでほかの離島に比べてアクセスが良いのが特徴です。
新石垣空港から石垣港離島ターミナルまで
新石垣空港から石垣港離島ターミナルまでは
・バスで約40分
という距離感です。
車の場合は石垣港離島ターミナルに隣接した駐車場か少し離れた(といっても徒歩5分以内)駐車場に停めることになります。
基本的に有料で1時間100円~200円ぐらいだったと記憶しています。
僕が行ったときは隣接した駐車場がいっぱいだったので、市役所隣の駐車場に停めました。
この駐車場は1時間100円で広めなので困ったら利用してみてください。
石垣港離島ターミナルから竹富島へ
石垣港離島ターミナルについたらフェリーの乗船券を購入します。
冬季(10月1日~3月31日)で1時間に1本、夏季(4月1日~9月30日)で30分に1本のペースで運行しています。
便の時間や本数は行く前にフェリー公式ページで確認してから向かうといいですよ。
フェリー乗船券は大人1人につき片道700円、往復1340円(子供は約半額です)なので往復で購入したほうがお得です。
あとでもご紹介しますが竹富島で水牛に乗る場合、フェリーチケットとセットで事前に買うとかなりお得になります。
また2019年9月から任意ではありますが『入島料300円』という制度が始まりました。
払わないと竹富島に入れないというものではなく、環境保全の寄付みたいなものになります。
石垣港離島ターミナル内ではお土産ショップや軽食を買えるところもあります。
竹富島ではあまり売店がないので軽食や飲み物は先に買っておくと良いですよ。
有名な具志堅さんの銅像もフェリー乗り場近くに。
具志堅さんの銅像近くから桟橋を渡ってフェリーに乗ります。
船の中も広い。乗ること15分ほどで竹富島に到着します。
他の離島だと風が強い日や波が高い日は欠航になることもありますが、竹富島までは穏やかな海を通るためか欠航になりにくいです。
波も高くなく乗ってる時間が短いので船に弱い人でも安心して行けるのも魅力ですね。不安な人は一応酔い止め薬を準備してくださいね。
竹富島観光の楽しみ方
竹富島の観光でおすすめなのがゆったりした時間を過ごすこと。
・レンタサイクリング
・集落を散歩
・コンドイビーチでのんびり
といった時間に追われずに島をぶらりと見て回るのが良いですよ。
僕は水牛車に乗ったりコンドイ浜に行ったりといった観光をしたので紹介していきますね。
竹富港から集落へ
フェリーで竹富港に着いたら集落(中心地)へはおよそ4つの行き方があります。
・巡回バス
・レンタサイクルの送迎バス
・タクシー(要予約)
この中でおすすめなのが水牛車かレンタサイクルです。
巡回バスは本数が少ないかつ小型なので乗れない可能性があります。料金も往復で400円なのであまり便利ではありません。
タクシーに関しては予約が必須なのでちょっと往復には使いづらいですね。
水牛車ツアーだと集落までの往復送迎バス付きで1500円。バスは確か30分に1本はあったと思います。
水牛車に乗りながら竹富島のガイドさんが色々教えてくれるので、初めての竹富島であれば水牛車観光の利用はおすすめです。
お昼から竹富島に行く人限定にはなりますが、事前にじゃらん遊びの『水牛車+フェリーチケットプラン』を申し込んでおくとお得です。
本来であれば1340円+1500円で2840円かかるところが、事前申し込みで2000円で済みます。
水牛車に乗ることが決まっているのであれば事前にじゃらん遊びで申し込んでおくと良いですよ。
レンタサイクルは1時間400円~で1時間追加するごとに+400円。
レンタサイクルも水牛車同様に集落まで送迎してくれます。
電動自転車もありますが値段が少し高くなるのと、竹富島は坂がほぼないので普通自転車で十分回れます。
港に着くと竹富島の観光業の方がそろって待っているのですぐ分かります。
水牛車もレンタサイクルも竹富港で送迎バスで待機している案内人の方に話しかければ連れて行ってくれます。
ここで乗り過ごしてしまうと30分待つか徒歩で行くことになるので気をつけてくださいね。
竹富島の水牛車観光
集落に着いたら水牛車の受付でお金を払います。
受付はお土産屋さんも併設されていてトイレもあるので順番がくるまで待ちましょう。
お店の出発口を出ると水牛車が待機しているので乗ります。
できるだけ前に座ったほうがガイドさんの話が聞きやすいのと景色がきれいに見えますよ。
このとき引っ張ってくれた水牛がマブヤー君。このとき3歳ですがで20人乗せてる台車を引っ張るパワーを持ってます。
水牛車観光はのんびりしているので約30分ほど。集落や竹富島についてガイドさんが解説してくれます。
「買い物は石垣島でまとめ買いしてきます」「今歩いているこの白い砂の道はサンゴのかけらでできているんです」
など島の雰囲気が知れるのも水牛車観光の魅力のひとつです。
案内の中盤ぐらいでガイドさんが竹富島の民謡『安里屋ユンタ』を三線(沖縄の楽器)とともに歌い始めます。
石垣で囲われた家など昔ながらの沖縄の風景が楽しめます。
電柱は景観を壊さないためか木材みたいなので覆われていました。
このとき2月なんですがブーゲンビリアの花が咲いていました。さすがは南国ですね。
広場に戻ってきてマブヤー君も休憩していました。
毎日何回も台車を引っ張るのは大変そうですが、こういった運動をしていないと逆に病気になってしまうそう。
うまく共存しているんだなと感心しました。
集落からコンドイビーチへ
竹富島では集落以外でいくつか有名な観光場所があるのですが、そのうちの一つがコンドイビーチです。
潮の満ち引きによって見え方が大きく変わる浅瀬のビーチで、竹富島に行ったら必ず見ておきたい場所です。
このとき僕は集落からコンドイビーチまで徒歩で行くという凡ミスをおかしました。
近そうですが歩くと20分ちょっとかかるのでレンタサイクルで行くのがおすすめです。
というのも途中からひたすら何もない道が続くので徒歩だと飽きちゃいます。
「ひたすら何もない道が・・・」
奥さんと喋りながら向かっていたものの、帰りも同じ道を通ることを考えると失敗した感がすごかったです。
ひたすら道を歩いていくと入口に着きます。
木でできたトンネルがあってちょっとテンション上がります。
僕が行った時のコンドイビーチは満潮かつ曇り空、ぱっと見は普通の海のようでした。
とはいえやっと着いたコンドイビーチだったので突撃するしかありません。
コンクリート道路と相性の悪いクロックスを脱ぎ捨ててビーチに直行です。
「冷た!」
竹富島とはいえまだ2月の下旬、やっぱり海は冷たいですね。晴れてたらもう少しマシだったんだろうな。
やっぱり海で遊ぶにはもう少し暖かい時期に行くのは必須ですね。
とりあえずテンションだけは高めで遊びました。
あとで知ったのですが、コンドイビーチは微妙に潮が引いてると海の中に砂浜が現れるそうです。
暖かい時期であれば潮の満ち引きに合わせて色んな景色を楽しめそうです。春や夏にもう1回行きたい。
帰りの時間も近づいていたので集落にトコトコ歩いて帰りました。
僕は時間的にできなかったのですが、集落で昼食を食べたり展望台から竹富島を眺めたりといったことも楽しそうでした。
夕方であれば集落から近くの西桟橋からの夕焼けの風景を楽しんだりもできます。
竹富島は時間に余裕を持たせて行くべきだったなぁと反省しています。
竹富島のホテル・宿泊施設
最後に竹富島のホテル・宿泊施設についても紹介しておきます。
竹富島は石垣島から日帰りでも観光できるため宿泊するイメージがない人も多いと思います。
ただ最近だと観光客がかなり増えているので、竹富島で静かな時間を過ごしたいという人は宿泊することをおすすめします。
僕も次に竹富島に行ったら、静かなコンドイビーチや西桟橋の夕焼けを心置きなく味わうために宿泊しようと考えています。
それでは紹介していきます。
竹富島ゲストハウス&ジュテーム
竹富島ゲストハウス&ジュテームの特徴はなんといっても安さです。
1人3000円ほどで竹富島に泊まれるのが魅力ですね。
ゲストハウスではありますが、男女別の部屋分けになります。
またどうしても個室が良い場合、4000円代にはなりますが個室プランもあります。
食事つきの宿泊プランはありませんが近隣で食事できるところがあるのでそこまで困ることはありません。
レビューを見る限りスタッフさんの対応の良さ、水回りのきれいさ、など評価も高いのでゲストハウスが気にならなければおすすめです。
やど家 たけのこ
やど家 たけのこの特徴はごはんの評判が良いことです。
夕食・朝食ともに量が多いことや料理の内容が良いようです。系列で料理屋さんをやっているためでしょうね。
西桟橋やコンドイビーチにも近いのでふらっと海を見に行ける距離もいいですね。
旅館やホテルではないのでセルフサービスに近い部分はありますが、その点さえ理解していれば過ごしやすい宿です。
夕朝食つきで1人13000円以内なのでおいしいご飯を宿で食べたい人におすすめです。
星のや竹富島
星のや竹富島は万人向けという宿ではないのですが、一度は泊まってみたい宿です。
おそらく竹富島の宿泊施設と聞けば星のや竹富島をイメージする人も多いかと思います。
集落から離れた完全に星のや竹富島だけの空間、宿泊者限定の水牛車、泡盛のカクテルバー、一流シェフの料理、挙げだすときりがありません。
金額は安いものではないので何かの記念日に宿泊するといった使い方が良い気がします。一度は泊まってみたいですね。
まとめ
最後に竹富島観光の内容をまとめておきます。
・竹富島では水牛車かレンタサイクルの利用がおすすめ
・水牛車はじゃらん遊びで事前申し込みがお得
・コンドイビーチは潮の満ち引きをチェック
・静かな時間を過ごすなら宿泊がおすすめ
竹富島は石垣島からも近く一番行きやすい離島なので一度は行くことをおすすめします。
昔ながらの原風景やきれいな景色を楽しめますよ。