東京から静岡県の伊東に日帰り旅行に行きました。
サフィール踊り子に乗ることが一番の目的だったのですが、
小室山からの絶景、一碧湖で静かな湖、城ケ崎海岸でダイナミックな岩場、といった自然豊かな景色が楽しめました。
これから伊東に旅行する方の参考になればと思い、ブログにまとめました。
※2022年6月下旬に旅行した内容です。
日帰りの旅程
旅程は以下の通り。
・駅近くでレンタカーを借りる
・小室山リッジウォークで絶景
・一碧湖でペダルボート
・城ケ崎海岸で吊橋と岩場散策
・伊東駅から東京駅へ
サフィール踊り子:プレミアムグリーン
伊東には東京駅から特急観光列車のサフィール踊り子で向かいました。
サフィール踊り子は全席グリーン席で大きな窓が特徴の列車です。
今回、行きは『プレミアムグリーン』の座席を予約しました。それでは行ってみましょう。
おー、窓が本当に大きい。開放感があるのと座席に高級感が漂いますね。
各列に2席しかないという贅沢使い。
座席は座っても疲れないような作り。何時間でも座れそう。
他にも仕掛けがいくつかあり、
・フットレストがついている
・読書灯がついている
・背もたれが調整できる
・折り畳みのテーブルが備わっている
・コンセントがついている
といった設備が座席についてます。
プレミアムグリーンは東京側からだと先頭車両になるので、前展望の景色も楽しめます。
サフィール踊り子:カフェテリア
サフィール踊り子にはカフェテリアもあり、メニューの事前予約が必要でしたがランチ(有料)もあります。
4人で予約していたのでソファ席の利用。カフェテリアも窓が広いです。
カフェテリアで作っているので、できたての状態で提供されます。
伊豆産のフレッシュトマトを使ったスパゲッティが来ました(パンと水付き)。
伊東に着いてからご飯を食べる予定がなかったので、現地食材のメニューは嬉しいですね。
本格的なスパゲッティでおいしかったです。
カフェテリアでランチを終えて席に戻ると熱海駅に着く直前。
そこから伊東駅までは10分ほどだったので、あっという間に着きました。
移動自体が楽しめるというのは良いものですね。
サフィール踊り子については、「サフィール踊り子の乗車記」で詳しく紹介しているのでこちらも合わせてどうぞ。
伊東駅でレンタカー
伊東駅に着くと駅前に「伊東温泉へようこそ」のメッセージが提灯でぶら下がっていました。
伊東は温泉が有名なのですが、今回は温泉に入らない旅程です。
まずは事前に予約していたレンタカーを借りに行きます。
伊東周辺の観光地は点在しているのでレンタカーがあったほうが良いです。
今回は楽天レンタカーから事前にネット予約しました。
公式サイトから予約するよりも安いのでお得に借りられます。
小室山リッジウォークで絶景
最初に向かった場所は『小室山リッジウォーク MISORA』です。
小室山公園からリフトで5分ほど上ると着く場所です。360度見渡す限りの絶景が見れるということで行ってみました。
駐車場はリフト乗り場近くにもありますが、満車だったので次に近い駐車場から歩きました。5分ほどですね。
つつじの木がたくさんあったので、5月ごろだときっとつつじを見ながら散策できるのでしょうね。
階段を上るとリフト乗り場が見えてきました。
リフトは大人(中学生以上)だと往復600円です。片道利用にしてどちらかを歩くことも可能。
リフトはゴンドラみたいなのではなく1人掛けのもの。雨の日はちょっときつそう。
リフトで昇っていくと海の景色が見えてきました。頂上まで行くととても綺麗な景色が見れる期待感が高まります。
山頂は芝生が広がる気持ちの良い場所。
頂上自体はグルっと歩くだけであれば3分ほどの広さ。時計回りに歩いていきます。
熱海側の景色。青い海と空、そして森の緑が良いコントラストですね。
大島側の景色。雲が少なければくっきり見えそう。
一番高いところからは下に展望デッキが見えます。下のカフェから行けるんでしょうね。
頂上からの熱海側の景色が個人的には好きですね。こんな絶景に出会えるとは。
山頂には『小室神社』という小さな神社がありました。
できた時期はずいぶん昔のようなので、伊東の守り神的な存在かもしれません。
カフェ321の展望デッキ
写真撮影を楽しんだ後は『カフェ321』に立ち寄りました。展望デッキも見てみたかったので。
『カフェ321』の名称はこの場所が標高は321メートルあるからつけた名前でしょうね。
写真映えしそうなドリンクメニューが多いようです。フードメニューはほぼなし。
店内からも海が見えて気持ちの良い景色。
普段は飲まないであろうザクロビネガーソーダなるものを頼みました。暑かったのでザクロの酸っぱさとソーダが爽快です。
テラスの展望デッキにも行ってみました。
この展望デッキからが小室山において一番海に近い景色が見えるよう。
ドリンクを強調するような謎のポージングになってしまいました。個人的には気に入ってます。
横に広い場所もあるので大人数で来た時でも記念撮影できそうですね。
ドリンクも飲み終えて頂上での景色も十分に楽しんだので、リフトで降りていきました。
一碧湖でカメさんボート
一碧湖は小高い位置にある湖です。緑に囲まれた湖で春には桜、秋は紅葉など、季節によって見え方が異なるようです。
駐車場のすぐ近くには『TERRACE CAFE IPPEKIKO』があり、こちらでカフェ利用やボートなどのレンタルができます。
少し散策しようと歩いていましたが、奥のほうに鳥居が見えました。
遊歩道を歩いて1周しても良かったのですが、約1時間ほどかかるため、せっかくなのでペダルボートに乗ることにしました。
レンタルできるボートの種類は複数あります。自動で動いてくれそうなパラソルボードは残念ながら貸出中止していました。
ボートはカフェでお会計をすると案内してくれます。
いっしょにいたメンバーの一部がこちらのアクアサイクルを借りていました。車体が軽いのかペダルボートより速かった気がします。
アヒルさん以外にカメさんもいたのでカメさんボートに乗りました。
名前的には遅そうですが、アヒルさんと同じ内容です。
レンタルは30分になるのでストップウォッチが渡されます。
ペダルボートに乗るのは子どものとき以来なので懐かしいです。
ペダルを回すと意外としっかり進んでくれます。
湖から見る風景も良いものです。晴天の午前中だと名前負けしない碧い湖が見れそう。
奥の鳥居までは10分ほどこぐと到着しました。
この時点で結構足にきてしまったので、帰りは少しペースを落としてゆっくり戻りました。
30分経ちカメさんボートを出発したところで返却しました。
汗もかいたのでカフェにて一碧湖ソフトを買うことに。水色で目を引くので気になってたんですよね
水色の部分が塩バニラでミルクとのミックスになっています。
見た目に反して優しい塩味のさっぱりとした味わい。甘すぎないので汗かいたあともおいしくいただけます。
カフェでソフトクリームを食べて涼んでから一碧湖をあとにしました。
城ケ崎海岸で岩場散策
一碧湖からは海のほうに車を走らせ『城ケ崎海岸』に行きました。
城ケ崎海岸では某刑事ドラマのような景色が楽しめます。
城ケ崎海岸の駐車場は、ハイキング用の駐車場と吊橋近くの駐車場があります。今回は吊橋近くの駐車場に停めました。
駐車場から門脇吊橋までは歩いて3分程度ですぐ着きます。木々の間の道を歩いていると潮風を感じられて気持ち良いです。
門脇吊橋は頑丈な作りでほぼ揺れることはなかったです。
ダイナミックな岩場に大海原。まさに求めていた景色が見えました。スマホ落としそうなので紐があると良いかも。
この岩場は『国立公園城ケ崎』という名称で公園のようですね。岩はけっこうごつごつしているので歩くときは注意です。
吊橋を岩場から見るとこんな感じ。離れてみると高い位置を渡ってたことを実感できます。
少し先に進んでみます。
ゴツゴツした岩場と海の景色は見ていて楽しいですね。
先の岩場に人がいるけど、どういったルートから行ったのだろうか?
特に意味もなく海を見てたそがれてみる。大海原と自然が作り出した岩場を見ていると、なぜだか心が落ち着いてきます。
帰りの時間も近づいてきたので、城ケ崎海岸から伊東駅に戻りました。
伊東駅に隣接してお土産を買える場所もあるので、そちらでお土産や帰りの電車での飲み物を買っていきました。
サフィール踊り子:グリーン個室
帰りはサフィール踊り子のグリーン個室を予約していました。
グリーン個室は他ではお目にかかれないソファ席とのことで楽しみにしてました。
個室の中は広々していて噂のソファ席になっています。4人個室はテーブルをはさんでソファが向かい合う作りです。
肝心のソファはというとフカフカ。電車でこれほどくつろげる空間があるとは。
窓も大きく車窓の風景がめいっぱい楽しめます。日中にきれいな海が見えたらテンション上がるでしょうね。
伊東駅で買っていた静岡ビールをやっちゃいました。
静岡ビールは癖も少なくとても飲みやすいんですよね。グリーン個室で飲むと格別だ。
すぐ飲み終えてしまいましたので、車両販売でクラフトビールの『早雲』を頼みました。
お酒を飲んでお喋りしてたらあっという間に東京に着いてしまいました。グリーン個室を降りるのが名残惜しい・・・。
最後に
伊東日帰り旅行では、時間は短かったものの小室山リッジウォーク、一碧湖、城ケ崎海岸、と観光を楽しめました。
また往復で利用したサフィール踊り子は移動そのものを楽しめるという新体験ができました。
まだまだ行きたいところも多いので、次は伊東や伊豆下田に宿泊で旅行したいです。
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