山梨県北杜市清里にある清泉寮(せいせんりょう)に宿泊してきました。
社員旅行で清泉寮に宿泊したのですが、3泊以上泊まりたいと思えるほど良かったです。
部屋のくつろぎ具合、ご飯のおいしさ、お風呂のクオリティ、どれも良くてまた泊まりに行きたいです。
この記事では実際に清泉寮に泊まった体験をブログ記事にまとめました。
これから山梨旅行で清里に宿泊することを検討している方は口コミの1つとしてご参考ください。
※今回道路渋滞の兼ね合いもあり清里観光はほとんどできなかったので、周辺観光情報を記載していません。ご了承ください。
山梨県の清里ってどんなところ?
清里(きよさと)は山梨県全体で見て北東部、長野県との県境にある地域です。
標高が1400メートルあって向かう途中、耳が飛行機に乗ったみたいな感じになりましたよ。
町はほとんど山、牧場、といった緑豊かな風景が広がっていました。
東京から清泉寮までのアクセスは?
東京から清里までの行き方としては車か高速バス、電車のいずれかになります。
高速バス:往復7800円、3時間半
電車(新幹線利用):往復1.2万円、2時間半
※いずれも新宿発、時間は片道で記載しています。
車を運転できる人であればレンタカーをおすすめします。ガソリン代と高速代などを含めると2万円ぐらいになりますが、4人で行く場合1人5000円ほど。
また清里から北杜市の周辺観光地まで車で30分、甲府までも1時間かからないぐらい。周辺観光もするならレンタカーが動きやすくて良いですよ。
レンタカーを予約する際はたびらいレンタカーから探すと最安値のレンタカーを探せます。
免責補償や新しいカーナビもついていて公式サイトよりも安い金額で借りれます。予約時の登録も簡単なので手間がかかりません。
レンタカーを借りるときにはよくお世話になっていますが、たびらいレンタカーおすすめです。
ひとり旅の場合は高速バスか電車でのんびり行くのも楽しいと思います。
特に電車で行く場合、日本で一番標高の高い小海線で行くことになります。
向かう最中の風景が良いらしく個人的に一度は体験してみたいと思っています。
清泉寮に宿泊
今回清里で泊まった宿が清泉寮(せいせんりょう)という宿。
宿泊した部屋がコテージ側のデラックスコテージという部屋になります。
ここからは実際に清泉寮に泊まった様子を写真も交えて紹介していきます。
清泉寮にチェックイン
清里は標高がめっちゃ高く、向かう途中の道が夜だと真っ暗です。清里駅から車で5分ほどの場所に清泉寮はあります。(夕方までなら清里駅から無料送迎もあります)
着いたら真っ暗だったので次の日に撮った入口の外観です。大きなコテージみたいな感じで木のぬくもりを感じられます。
入口に入って真っ先に目につくのが大きな暖炉。くつろげる椅子もたくさんありました。
ロビーはハロウィン感が漂い、受付にステンドグラスがあったりして素敵な入口でした。天井も広くてくつろげる感じが伝わってきます。
コテージ側デラックスコテージの部屋
今回宿泊したのがコテージ側のデラックスコテージのお部屋(大阪という名前でした)。写真は次の日の朝撮ったものになります。
コテージ側は本館や新館に比べて安いかわりに少し夜道を歩く必要があります。割と暗い道なので1人で歩くと少し不安になるかもしれません。
コテージの中はかなり広くて4人で使うのがもったいないぐらい。
シングルベッドが2つ並んでいる部屋。これだけでもビジネスホテルぐらいの広さがあります。
奥に和室8畳の部屋。小さい赤ちゃんがいても安心ですね。
真ん中のリビングには暖炉(薪ストーブ?)があります。暖炉を使える部屋には泊まったことなかったので新鮮。使い方の説明書もありました。
実際につけるとこんな感じ。さすがに寝るときには消しましたが暖炉の部屋で過ごすという体験ができました。
お風呂やトイレは明らかに新しい。設備を改装したてなのかもしれません。
キッチンは普通に広いですし、冷蔵庫や電子レンジ、食器棚、炊飯器、洗濯機、掃除機もありました。1週間の長期滞在とかでも生活できますね。
部屋が快適すぎて1泊しか泊まらないのが悔やまれました。
清泉寮に泊まるなら複数日は滞在したいですね。マジで良かったです。
萌木の村ROCKで晩ごはん
晩ごはんは清泉寮から車で10分ほどの場所にある『萌木の村ROCK』というレストランに行きました。
清里のご飯どころとしては有名で、特にビールとカレーが絶品。
今回は飲み放題+コースを頼んでいたのですがこれがとても良かったです。
ROCKでは自前でクラフトビールを作っていてそのうちの4種類が飲み放題の対象。ビール好きとしてはたまらない飲み放題でした。
そして肉メニューの数々。燻製ベーコン、ソーセージ、ハム、様々な肉料理と出てきましたがこれがビールに合わないわけがない。おいしくいただきました。
そして写真を撮り忘れましたがミニカレーまで出してもらいこれがまた絶品。
飲んだ後の締めカレーにぴったりな味でした。煮込み具合に頬がゆるみます。
萌木の村にはレストランROCKのほかに、バーや宿泊施設、イングリッシュガーデン、メリーゴーランド、オルゴール館などもあります。
清里の観光するならぜひ一度は立ち寄るべき場所だなと思いました。
清泉の湯が気持ち良かった
ご飯を済ませたあとは清泉寮に戻って大浴場に行ったのですが、ここの露天風呂がとても良かったです。
(※お風呂は撮影禁止なので画像は楽天トラベルから引用しております。)
『清泉の湯』は2017年にリニューアルされたようできれいなのに趣がある。
そして何より露天風呂が本当に良い。
山の雰囲気を近くに感じつつ、岩で囲まれた露天風呂。
清里の澄んだ空気の中で入る露天風呂は「最高かよ」と言ってしまうほど気持ち良かったです。
今回雨が降っていましたがずっと浸かってしまいました。これで満天の星空が見えるなら露天風呂から出れないんじゃないかと思えるほどですね。
温泉ではなさそうですが本当に気持ちの良い露天風呂でした。
清泉寮で朝の散歩
コテージ部屋のテラスからの眺め。空気が冷たくて気持ちいい。晴れてたらきっと最高だったと思います。
コテージ部屋から朝食会場に向かう途中で少し朝の散歩をしました。
少し坂を下ったところで何かイベント会場のようなものが設営されていました。
途中で噂のジャージーハットのお店が。朝のオープンが9時からなので今回は予定の都合で食べれませんでした。
どうやらポールラッシュフェスティバルというイベントのようですね。ポールラッシュはこの清泉寮の創設者の名前です。
雲海が出ていて近くの人に撮ってもらいました。晴れてたらきっときれいな景色だったと思うと少しもったいないですね。
散歩もほどほどに朝食会場に向かいました。
清泉寮の朝食
清泉寮の朝食は朝食会場にてビュッフェスタイルになります。
木のぬくもりが感じられる広いスペースから外の景色が見えます。ちょうど雲海も出ていて景色の良い朝食会場です。
ご飯は和食と洋食があり地元の食材で作られていました。種類が多すぎてどれをお皿に乗せるかものすごく悩みましたね。
ジャージー牛乳と飲むヨーグルトがありました。ここのジャージー牛乳はおいしいと評判だったので飲んでみることに。
シャインマスカットのようなフルーツは人気があって、お皿に盛られてもすぐになくなっていました。
僕らは団体客だったので隣の小さな教会みたいなところで食べました。教会で食べる経験って今までなかったので新鮮で面白いです。
少し抑え目にするつもりがたくさんとってしまいました。
朝食は野菜がおいしいですね。コンビニの薄い味の野菜と違ってどの野菜もしっかり味がする。
あと普段牛乳を飲まないのですがジャージー牛乳がおいしい。味が濃いんですが飲みやすいんですよね。
フレンチトーストは味のしみこみ具合が好きでついおかわりしちゃいました。
もうなんていうか、おいしい朝食をお腹いっぱい食べれて満足です。
清泉寮の部屋を選ぶときの注意点
清泉寮に泊まって気づいたこともあるのでご紹介しておきます。
清泉寮は建物が新館、本館、コテージと3つに分かれます。少し金額が上がってもいいなら新館か本館に泊まることをおすすめします。
理由としては大浴場や朝食会場が近いからです。
清泉寮は結構広くてフロントのある新館からコテージの部屋まで行くのに7分ぐらいは歩きます。
大浴場や朝食会場といった場所が新館に集中しているので、できるだけ近いほうが便利で快適そうだなと思いました。
ただし本館の和室、洋室のバストイレ共同という部屋がありますがこちらはあまりおすすめしません。
というのもトイレやバスなど含め設備がほとんどついておらず、本当に寝るだけの部屋になります。
少し金額が上がっても暖炉付きの部屋を選んだほうが楽しめますよ。
今回宿泊したコテージ側も利点があって、それぞれが独立しているために夜遅くまで騒いでも迷惑になりません。
実際に20名近くで深夜まで飲んでいたので、コテージ側じゃなかったらクレームがきてたことでしょう(笑)
あとコテージ側は自然に囲まれているので朝起きて窓を開けたときの爽快感が良いですね。
朝の新鮮な空気を吸い込めるのは清里の大自然を味わっている感覚があります。
部屋を選ぶ時に参考にしてみてください。
最後に
山梨県の清里で清泉寮に泊まれて良かったです。
部屋の快適さ、お風呂の良さ、ご飯のおいしさなど、良いことずくめで次回はぜひ長期滞在したいと思えました。
また、今回は時間の都合でできなかった清里・北杜市観光もぜひしたいです。
清里へ観光を検討している方に清泉寮はおすすめです。