ワイ旅行でラニカイビーチとすぐ近くのピルボックス・トレイルに行ってきました。

新婚旅行でハワイのビーチを調べているときに、全米No1に輝いたことがあるラニカイビーチとそのラニカイビーチを眺めれるピルボックスの存在を知りました。

ピルボックスからのラニカイビーチの眺めはまさに絶景。行ってなかったら後悔するレベルです。

この記事ではラニカイビーチとピルボックスに行った体験をブログにまとめました。これからハワイ旅行でラニカイビーチに行くことを検討している方はご参考ください。

ラニカイビーチとは?

ラニカイビーチの白砂

ラニカイビーチはオアフ島東側のカイルアタウンからバスで10分ほどの場所にあるビーチです。

観光客の多いハワイの中でどちらかというと静かで穴場的なビーチになっています。

エメラルドグリーンの海、静かなビーチ、そしてサラサラの白い砂。裸足で歩いたり、ぼーっと海を眺めるのが気持ちいい場所でした。

ラニカイビーチまでの行き方は?

ワイキキからカイルア

ワイキキからラニカイビーチまではバス、タクシー、オプショナルツアーのいずれかで向かうことができます。

ザ・バス

僕は費用を安くで抑えるために公共交通機関ザ・バスの1日乗車券(5.5ドル)を買いました。

バスに乗るときに「ワンデープリーズ」と言って5.5ドル渡せば購入できます。片道でも2.75ドルかかるので乗り換えがあるなら1日乗車券を買うとお得です。

ザ・バスは少し特徴があって、バスを降りるときは窓の近くにあるワイヤーの紐を引っ張ります。

「STOP REQUEST」が電光掲示板に表示されるのでバス停に停車したら降りましょう。


ラニカイビーチに行く場合はまずカイルアタウンまで向かいます。

ワイキキからカイルアタウンまではおよそ1時間ほど。乗り換え1回で到着です。

カイルアタウンからラニカイビーチ行きのバス停までは徒歩1分ほどの場所にあります。

乗り換え含めてワイキキからラニカイビーチまで1時間30分ほど。金額は安い代わりにそれなりに時間はかかります。

時間を短縮するのであれば往復送迎のオプショナルツアーがおすすめ。ワイキキからカイルアタウンまで30分ほどで行くことができます。

25ドルでかなり時間短縮できるので使えばよかったです。

ラニカイビーチ周りに観光地は?

ラニカイビーチの周りだと、カイルアビーチ、ピルボックス、カイルアタウンあたりが観光できる場所になります。

カイルアビーチ:ラニカイビーチの隣のビーチでアクティビティがさかん。遊ぶならカイルアビーチがおすすめ。

ピルボックス:ラニカイビーチのすぐそばの山にあるカラフルなコンクリート製の建物。ラニカイビーチを一望できて最高の写真スポット。

カイルアタウン:カフェや飲食店、ホールフーズマーケットなどおしゃれなお店が並ぶ。

このあと紹介する体験記事で実際に行った内容を書いているのでご参考ください。

ピルボックス・トレイル

カイルアタウンからの地図

カイルアタウンからラニカイビーチまではバスで15分ぐらいで着きます。

バスを降りてからラニカイビーチとピルボックスのどちらに行くかを選ぶのですが、先にピルボックスに行きましょう

というのもピルボックスのトレイルはちょっとした岩山みたいな道を登るので、かなり体力を消耗します。元気なうちに登ってしまうのがベスト。

補足ですが、ラニカイビーチのピルボックスの正式名称は『カイヴァリッジ・トレイル』というので地図を見たときに混乱しないようにしましょう。

入り口が分かりにくい

ピルボックスへの道は看板があるわけではないので画像を載せておきます。

『Aalapapa Dr』という停留所を降りてすぐの十字路を右に曲がると覚えておきましょう。左に行くとラニカイビーチに着きます。

バス停からピルボックスへの分岐

緩やかな上り坂になっていてそこからは迷うところはないのでひたすら道路を歩いていきます。途中で『Mid-pacific』という施設が見えたら道は合ってます。

ピルボックス登山入口

ピルボックスへの登山道はオレンジ色の看板が入口にあります。

登山道はけっこうハード

入口らへんは軽快に歩ける道だったのですが、

険しい入口

あれ?なんだか道が険しめに。滑るからか登るためのロープもありました。

険しい道

もう少し舗装された登山道をイメージしていたので、想像以上に険しい道でした。

スニーカーであれば難なく登れますが、サンダルやクロックスだと危ないので靴を履くようにしてください。

登っていくと絶景が待っている

見晴し場所

険しい登山道を登っていくと急に景色が開けます。ラニカイビーチと双子島の景色は曇っているにも関わらずきれいでした。

水分補給の休憩もかねてしばし景色を堪能。

ただ、目的としているピルボックスはまだ登っていく必要があります。

ピルボックスまでの距離

ずいぶん遠いんですが、ここまで来た以上見に行きたい気持ちのほうが勝っていたのでさらに登ることに。途中途中で休みながら登っていきます。

岩山を歩く

道が岩山っぽくなってきて登るのがたいへんになってきます。途中で疲れて座り込んでる女性とかもいましたね。

飲み物なかったら確実に熱中症になるレベルでたいへんでした。

ピルボックスの直前

そうやって登っていくとピルボックスが見えてきます。

カラフルなピルボックス

ラニカイピルボックス

ピルボックスは事前に調べていた通りめちゃカラフル。

元は軍の見張り台らしいですがここまでカラフルになってしまうと目立ちすぎですね。

ピルボックス登れる側

こちら側から頑張ればピルボックスの上に登れます。

ピルボックスからの眺め

かなり高いところからの眺めなので下で見た景色より綺麗。見渡す限りエメラルドグリーンの海です。

登る途中ですれ違った人たちが「ダイヤモンドヘッドからの景色よりこっちのほうが圧倒的に良い」と言ってましたが、確かに絶景。

休憩しながら色々な写真撮って遊びました。

ピルボックスでジャンプ

結婚指輪

ラニカイビーチが背景で新婚旅行感のある写真も撮れました。

ピルボックスから眺めるラニカイビーチが絶景で来て良かった。

さらに上のピルボックス

さらに登っていくともうひとつピルボックスがあるのですが、人が多いのとすでに景色に満足してしまったので下山することにしました。

全てのピルボックスを制覇したい方は登ってみるといいかと思います。

ラニカイビーチ

ピルボックスのトレッキングでヘトヘトになったあとはラニカイビーチを歩いたり眺めたりしていました。

人も多すぎず落ち着いて静かな良いビーチでした。

ラニカイビーチへ向かう小道

ラニカイビーチまでの道

ピルボックスから降りてくるとそこからビーチ方向にまっすぐ歩いていくとラニカイビーチに着きます。

ラニカイビーチへの小道

ラニカイビーチに続く小道の雰囲気が良さげ。なんとなく沖縄の石垣島に近いイメージです。

このラニカイビーチに続く小道は複数あってそれぞれに雰囲気が違います。時間があれば全ての小道を歩いてい見るのも楽しそう。

白砂がさらさらのラニカイビーチ

小道からのラニカイビーチ

小道を抜けると青い海に白い砂浜のラニカイビーチが視界に飛び込んできます。

ビーチが見えた瞬間に「おーっ!」という感嘆が漏れてしまいますね。

ラニカイビーチの白砂

ビーチは白い砂浜がずーっと長く続いていて海で遊んだり砂浜に座ってビーチを眺めたり。観光客が思い思いにゆったり過ごしてます。


事前情報でラニカイビーチの砂は『小麦粉のようにきめ細やか』とネットに載っていました。

そう聞くと裸足になって歩くしかないですよね。

裸足で砂浜を歩く

おっ!確かに砂がさらさらで気持ちいい。ただ『小麦粉のように』は誇張表現ですね。

奥さんと「小麦粉は言い過ぎやな」と話しながらトコトコ歩いていきました。

ラニカイビーチの過ごし方

ラニカイビーチでは泳ぐのも楽しいと思いますが、砂浜に座ってのんびり過ごすのがおすすめです。

人も多すぎないのでゆっくりできますし、海風も吹いていてそこまで暑くありません。

事前に買ったドリンクやパンを食べながらぼーっと海を眺めてると心が落ち着きます。


海でがっつり遊びたいという人はカイルアビーチのほうがおすすめです。

カイルアビーチへはラニカイビーチから歩いて10分ぐらい。

ラニカイの石柱

ラニカイといった石の標札を境にカイルアビーチとラニカイビーチが区切られています。

カイルアビーチ

カイルアビーチでは釣りをしたりシュノーケリングやカヤックなどをして遊んでいる人もたくさん見かけました。

ショップなんかもあるので海でがっつり遊びたい人はカイルアビーチのほうが楽しめますよ。

ラニカイビーチではのんびり目的で行くとちょうど良いと思います。

カイルアタウンで散策

ラニカイビーチを楽しんだ後はバスでカイルアタウンに戻りました。

飲食店やスーパーなどもあり買い物を楽しめるエリアになっています。

ラニカイジュースでドリンク休憩

ラニカイジュース

カイルアタウンではスムージーで有名なラニカイジュースがあります。ワイキキにも出店していますがせっかくなので本店で。

ラニカイジュース店内

店内は明るいフルーツカラーでいっぱい。店内にいるだけでビタミンが補給されるようです。

フルーツジュースやスムージーは注文してから作ってくれるので新鮮そのもの。フルーツも冷凍ものを使わないというこだわりがあるそうです。

フルーツジュースとスムージー

パイナップルベースのスムージーとオレンジベースのフルーツジュース。

甘すぎずフルーツの味がダイレクト。ピルボックスで疲れ果てた身体に栄養が行きわたるようです。

けっこうな量がありましたがおいしく飲み切りました。

ホールフーズマーケット

ホールフーズマーケット

ラニカイジュースの向かいにホールフーズマーケットがあります。

大型食品スーパーでイオンの倍ぐらいの大きさがあります。

ホールフーズマーケットの果物

個人的に面白いなと思ったのが、1つの果物や野菜に対して種類がめっちゃ多いことですね。

リンゴだけで10種類ぐらい品種の違うものが置かれていました。

たぶん、生で食べる用、ジャム用、アップルパイ用、みたいに使う用途が分かれているんだと思います。

日本だと甘いリンゴが1種類、多くて2種類とかなので文化の違いを感じましたね。

香辛料なんかもすごい種類です。住んでいる人の人種が多様だからかこれだけ用意してるのかもしれませんね。

ホールフーズマーケットは見てて飽きないので一度は立ち寄ってみることをおすすめします。


鶏たち

余談ですがカイルアタウンにはバス停近くに鶏とヒヨコが野放しになっています。

ピヨピヨ聞こえてくるので何かと思ってみると鶏とヒヨコが歩いています。なんとなく癒される風景でカイルアタウンに親近感が湧きましたね。

ラニカイビーチとピルボックスに行くときの注意点

実際にラニカイビーチとピルボックス、カイルアタウンに行って気づいた注意点をまとめておきます。

・飲み物と軽食を買う場所がない
・トイレとシャワーがない
・日陰がない
・飲食店の閉まる時間が早い
・バスの本数が少ない

飲み物と軽食を買う場所がない

一番の注意点ですが、ラニカイビーチ付近には飲み物や軽食を買えるようなショップがありません。

というのもラニカイビーチは公共のビーチなので管理者がいるわけではないんですよね。言ってしまえば自然のビーチとほぼ変わりません。

飲み物や食べ物がほしくなった場合は隣(といっても徒歩10分ぐらい)のカイルアビーチまで行く必要があります。

おすすめはカイルアタウンに着いたときにホールフーズマーケットで飲み物と軽食を買っておくことですね。

トイレとシャワーがない

上に書いたのと同じ理由ですがラニカイビーチはほぼ自然のビーチなのでトイレとシャワーがありません。

向かう前であればホールフーズマーケットのトイレに寄っておくこと、また帰りに行きたくなったらカイルアビーチまで行くことになります。

泳いでいる人たちはシャワーを浴びないか近隣の住人なんでしょうね。

日陰がない

ラニカイビーチには日陰がありません。さらにピルボックスのトレイルコースもほぼ日陰がありません。

僕が行ったときは若干曇りだったのでなんとかなりましたが晴れていたらめちゃめちゃ暑いので、帽子や日傘など日除けになるものを持っていくといいです。

おすすめは風が吹いても大丈夫なひも付きハットですね。

飲食店の閉まる時間が早い

飲食店の閉まる時間が早くて15時ごろにだいたい閉まってしまいます。

僕はパンケーキで有名な『ブーツ&キモズ』に行きたかったのですが閉店時間を確認しておらず間に合いませんでした。

飲食店に行く時間は15時までで計算してスケジュールを組みましょう。

バスの本数が少ない

ワイキキからカイルアタウンまでのバスが30分に1本、そしてカイルアタウンからラニカイビーチまでのバスの本数が1時間に1本ほど。逆の道も同じような本数です

そのためバスで行く場合は時間を気にしないと痛い目にあいます。

行った後だから思いますがカイルアタウンまでの往復送迎のオプショナルツアーを使ったほうが良かったと思います。

送迎のオプショナルツアーが25ドル、カイルアタウンからレンタサイクル単体が4時間で16ドルほど。

時間の短縮具合や行動のしやすさ含めると合計41ドルであればオプショナルツアーを申し込むべきだったなと反省しています。

まとめ

ラニカイビーチとピルボックスは行って大正解でした。

ピルボックスは登るのがたいへんでしたがラニカイビーチを眺める景色は絶景で見ておいて後悔しません。

ハワイでトップクラスに美しいビーチを見に行きたい方はラニカイビーチとピルボックスおすすめです。