「節約をしたくて最近支出を見直しているのだけれど家賃が高い気がする。今住んでいる部屋の家賃って下げられるのかな?家賃を少しでも安くする方法があれば知りたい」
そんな悩みに本記事でお答えします。
・今の部屋で家賃を下げる方法
家賃は固定費の中でも一番大きい支出になるので少しでも安くしたいですよね。
月3000円でも安くなると毎月のことなので飲み会1回分ぐらい浮くので家計が少しラクになりますよね。
僕は社会人になってから賃貸の部屋に住み続けてきています。
その経験の中で今回紹介する方法を使って家賃を安くすることに成功しました。
最後まで読み終えることで少しでもお得な家賃で住むことができるようになりますので、最後までお付き合いください。
家賃ってどうやって決まってるの?
家賃の金額の決まり方は次の3つです。
2.立地
3.部屋の作り(広さや階数)
他にも要素はあると思いますがざっくり分けるとこんなところです。
この要素を1つずつ解説します。
1.築年数
築年数は建物ができてからどれぐらい経っているかの年数です。
築年数が新しいほど家賃が高く、年数が経っているほど家賃は下がります。
築年数が経てば経つほど建物の劣化が進みますからね。その分、家賃が下がるというわけです。
築年数が30年経ったらそれ以降はあまり家賃の変動はありません。
建物には木造建築と鉄筋建築がありまして、木造建築ほど築年数の影響を受けやすいです。
日本だと度重なる梅雨などで湿気の影響を受けやすいので木造ほど傷みやすいわけです。
鉄筋が影響を受けないわけではありませんが、木造に比べるとやや影響を受けにくいため、木造ほどは家賃が安くならない傾向があります。
家賃に反映されるのは、築年数5年、10年、15年、20年といった5年刻みであることが多い気がします。
よく不動産サイトだと5年ごとに検索できるようになっていると思いますが、家賃に反映されやすいかどうかが影響されているようです。
立地
立地は人気のエリアに近いほど高くなります。そのため数年ごとに変動する要素にはなります。
東京でいえば、10年前だと安かった吉祥寺や自由ヶ丘なんかは今めちゃ高くなっています。
逆に多摩などの都心を離れたエリアだと金額が下がっていますよね。
東京以外の大阪や名古屋、博多、仙台なども似たような傾向があり栄えている人気エリアに近いほど高くなります。
東京23区内だけでも同じ1ルームでも10万円以上家賃に差が開いたりするので立地は家賃に与える影響が大きいですね。
あとは線路に近すぎたりすると逆に家賃が下がります。
というのも新幹線の近くや踏切の近くだと音がうるさいですよね。
そのため人気のエリアでも線路の近くや国道のそばだったりすると若干家賃が下がります。
3.部屋の作り(広さや階数)
部屋の作りは広さであったり、何階に位置しているかなどがあります。
防犯的に弱い1階よりも2階のフロアのほうが家賃が上がりますし、狭い部屋よりは大きい部屋のほうが家賃が上がります。
そのほかにも最近では女性の一人暮らしも増えているので、オートロックやセコムなど防犯システムがあるかないかで家賃に影響があります。
ロックがない侵入できてしまう家の1階よりも、オートロック付きで宅配ボックスあり、エレベーターのついている5階フロアのほうが価値が高いということです。
あとはお風呂の機能、キッチンの機能、エアコンの有無、駐車場の有無など様々な部分で金額に差がついてきます。
家賃は人気によって決まる
築年数・立地・部屋の作り、に共通することは1つでして、人気があるかどうかということです。
家賃の高い安いは全てこの人気の有無によって決まります。
・立地(駅や街への距離)が良いほうが人気がある
・部屋の作りに便利で安全なサービスがついていると人気がある
全ては人気で家賃が決まっているのです。
この人気のあるなしを使って家賃を下げていきます。
今の部屋で家賃を下げる方法
今住んでいる部屋で家賃を下げる方法を見ていきましょう。
家賃を下げる手順は次の通りです。
2.安く掲載されているなら大家さんに家賃の交渉をする
1.住んでいる建物の家賃を調べる
今住んでいる部屋の家賃を調べるのは簡単です。
googleであなたの住んでいる部屋を検索します。
具体的には「建物名+賃貸」と検索すればまず出てきます。
基本的にはスーモやホームズなどで表示されるはずなのでページに入って空き室があるかチェックします。
空き室があって家賃が今あなたの住んでいる部屋より安く掲載されていれば交渉できます。
築年数が浅い部屋に住んでいる場合、5年ぐらい経っていると家賃が下がっていることが多々あります。
住んでいる人からすれば変化がないので慣れちゃって気づきにくいですが、新たに借りようとしている人からすれば「5年経ってるんだ」となるのでやや人気が下がります。
住んでいる場所が人気エリアになっていると逆に高く掲載されていることがあります。
その場合は特に交渉の余地はないのでそのまま住み続けましょう。
5年ぐらい経っていると昔はあまり気にされなかった防犯システムや部屋の作りの部分で人気が変わっていることもあります。
結果的に掲載されている家賃が安くなっていたりします。
2.安く掲載されているなら大家さんに家賃の交渉をする
さて安く掲載されている場合、大家さんに家賃の交渉をしましょう。
交渉する前に気を付ける点として、安くなっている部屋があなたの住んでいる階と同じかどうかはチェックしておきましょう。
あなたの住んでいる階が3階で、スーモに安く掲載されているのが1階の場合はあまり比較にならない可能性があります。
逆の場合は交渉の余地があるので大家さんに家賃交渉をしましょう。
家賃交渉といってもそんなに難しくありません。
「掲載されている金額と同じ家賃にしてください」という頼み方でオッケーです。
交渉のタイミングとしては、更新付きの2~3ヶ月前にすると良いです。
というのも賃貸契約は基本2年間で結んでいるので途中で契約を変えるというのは大家さんもしてくれません。
ただし更新月というのは契約を更新するかどうかのタイミングなので家賃を変えることができるタイミングなのです。
この交渉タイミングが引っ越しのオフシーズンである4~8月の間だとなお良いですね。
大家さんとしても交渉を断ったことで出て行かれると部屋を埋めるのが難しい時期なので家賃交渉に応じやすいです。
実際に交渉してみれば数千円ぐらいであれば家賃を下げてくれたりしますよ。
交渉しやすい部屋の特徴
家賃交渉しやすい部屋の特徴があります。
まず築年数が浅い木造建築は狙い目です。
というのも最初は新築できれいですが、築年数が経つにつれて痛むのも早いので劣化していきます。
あと海の近くとかの建物だと傷みやすいです。
というのも建物は基本的に海風に弱いので劣化が早まります。
海風には塩の成分が入っているので木造、鉄筋ともに傷みやすいです。
また、周りに新しいマンションやアパートができているとチャンスです。
人気のエリアになって増えているとも考えられますが、大家さんからすればライバルが増えているのでなるべく空き室を作りたくない状態です。
ですのでこちらの家賃を下げる交渉にも応じてくれやすくなります。
家賃を下げるのを嫌がる大家さんもいますが、その場合は更新料を無料にしてくれるように頼むというのも手です。
更新料は家賃1ヵ月分が相場なので月7万円の部屋に住んでいれば一気に7万円出ていくのは痛いですよね。
大家さんが家賃を下げるのを渋る場合は更新料を無料にするように頼んでみましょう。
交渉しないと家賃を下げてくれることはまずないので、ぜひ更新月の前には家賃を下げる交渉をトライしてみてください。
まとめ
記事の内容をまとめておきます。
・住んでいる部屋が安く掲載されていれば交渉のチャンス
・更新月を迎える前に家賃を下げる交渉をする
以上になります。
家賃は毎月発生するものなので少しでも安くできるように頑張りましょう。
月3000円とか安くなるとけっこうラクになるのでぜひ家賃を下げる交渉をしてみてくださいね。
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