東京から京都祇園・東山に1泊2日で家族旅行に行ってきました。
これまでも京都には何度か行ったことはありますが、今回は初めて桜の時期を狙いました。
ちょうど桜が満開でとても綺麗な景色を見れました。今まで桜の時期に行ってなかったのがもったいないぐらい楽しめました。
これから京都旅行する方の参考になればと思いブログにまとめました。
※2022年4月上旬に旅行した内容になります。
1日目:京都の桜を観光
1日目の旅程は以下の通り。
・ホテルで荷物を預ける
・建仁寺の桜
・京ト麺祇園東山つじ華で昼食
・平安神宮までバス移動
・蹴上インクラインで桜を見る
・南禅寺近くのブルーボトル
・ホテルへチェックイン
・夕食を河原町で
・ホテルでのんびり
阪急京都河原町駅からホテルへ
今回は兵庫県の実家帰りをしてから京都に向かったため、阪急電車の京都河原町駅からスタートです。お昼12時頃に到着しました。
河原町駅出口の大きい交差点。河原町駅から来るとよく見る風景なので懐かしさを感じます。
高瀬川の桜が満開で綺麗ですね。ここで綺麗に咲いているので、桜は満開になっていそう。
鴨川が見える四条大橋を歩いていると京都に来たなぁという実感が持てます。空も青く気持ちの良い天気です。
四条大橋から今回宿泊するセレスティン京都祇園は徒歩10分ぐらいで着きます。
セレスティン京都祇園に荷物を預ける
セレスティン京都祇園はできてから5年も経たないホテルなので外観からして綺麗です。チェックインは15時以降ですが、荷物は事前に預けておくことができます。
ロビーは和の雰囲気や高級感があります。
鍵を受けとる以外はチェックインと同じ手続きをして荷物を預けました。
建仁寺の桜
荷物を預けた後は昼食に向かいました。
ホテルの目の前には建仁寺があったので中を通って向かうことに。
建仁寺のお庭は広々としていて混みあってないですね。
桜の種類もいくつかありますし、緑も多いので色の対比が綺麗です。意外と穴場なのかも。
建仁寺の北門を出ると『花見小路通り』が見えます。祇園の町のイメージとして使われる通りですね。
通りの雰囲気、塀、桜がマッチしてとても綺麗でした。
後で見返したらよく分からないポーズをとっていました。表情には表れていませんがしっかりテンション上がってます。
京ト麺祇園東山つじ華で昼食
昼食は『京ト麺祇園東山つじ華』でコース料理のラーメンを食べました。
本当は別の湯葉料理のお店に行こうと思ったのですが、この日がランチ営業をしてなかったのです。
近くのお店で調べたらラーメンでコースは珍しいと思い向かいました。
外観はどう見てもラーメンではなく寿司か懐石料理が出てきそうな佇まいです。
中は畳で席の間隔もとられていますね。入ったタイミングでは他のお客さんがいませんでしたが、何組か入ってきました。
お昼のメニューは醤油ラーメン、塩ラーメン、カレー、の3種類のコースです。僕は醤油ラーメン、妻が塩ラーメンのコースを頼みました。
食前酒で日本酒が出てきました。先付はテリーヌですね。
醤油ラーメンは具材を入れてもそのまま食べることもできます。
スープは見た目ほどは濃いわけではなくおいしく飲み干せます。複数の醤油をブレンドしたタレでおいしいです。
チャーシューが鶏むね、鶏もも、鴨ロースでどれもおいしいですね。味変用にパルメザン煎餅やゴボウソースなど色々な工夫がされています。
最後にデザートです。アイスもどら焼きもほうじ茶がベースになっています。ミニどら焼きがかわいらしい。
ラーメンのコースで2500円なので少し高く感じますが、味やお店の雰囲気などを考えると妥当なのかもしれません。
お店も広くとられていて落ち着いて食事が取れましたし。旅行中ぐらいこんな贅沢もありでしょう。
ごちそうさまでした。
平安神宮までバス移動
昼食を食べたあとは蹴上インクラインに桜を見に行くためにバス移動です。
八坂神社前のバス停から平安神宮前のバス停まで移動します。
平安神宮前の大鳥居は大きいですね。この鳥居はよく見かけるけど平安神宮はまだ行ったことないんですよね。
岡崎公園周りの水辺も桜が満開ですね。これだけ桜が咲いている時期に来たことがなかったので、どこ見ても絵になります。
蹴上インクラインの桜
バスを降りてから5分ほど歩くと『蹴上インクライン』に着きます。
橋の上から撮ったのですが、線路跡の先には疎水噴水があります。
よく旅行雑誌に出てくる十石舟めぐりの場所です。
桜が満開なので多くの人が写真を撮りに来てました。結婚式の前撮り写真などもしてましたね。
橋から少し歩くと線路の場所に入れるので向かいました。
桜が見れるほうに行こうと思いましたが、我が子は大きな石に夢中のよう。動かなくなってしまいました。
せっかくなので線路を歩いたりして遊んでました。
それにしても平日なのに人が多いです。春休みも終わってそうなので皆さん有休をとってきているのだろうか。
写真自体は橋の上から撮るのが一番きれいに撮れますね。
南禅寺近くのブルーボトルコーヒー京都カフェ
蹴上インクラインから南禅寺の方に歩いていくと、築100年の京町屋を改装してできた『ブルーボトルコーヒー京都カフェ』があります。
建物の手前側でコーヒー豆を売っていて、奥側でコーヒーや軽食を注文できます。
このブルーボトルコーヒーの京町屋を見に来るのが、京都旅行の楽しみの1つでした。
まずはコーヒーの注文に行きます。常時お客さんが並んでいて人気ですね。
メニュー自体は東京のブルーボトルと多分同じですね。
天井が吹き抜けになっていてとても開放感があります。基本的に窓も空いているので春にはちょうど良いですね。
今回はコールドブリュー(水出し)を頼みました。
スリーアフリカンズという酸味を感じられるブレンドコーヒーですが、きつい酸味ではなくすっきりおいしく飲めます。
青いのれんから階段を進むとラウンジがあるようです。
このブルーボトルコーヒー京都カフェでは事前に予約しておくと、コーヒーのコースメニューがラウンジで楽しめます。
10歳未満の子どもは入れないので、子どもが大きくなったら行きたい。
ブルーボトルっぽい青いシャツを着て来たので記念に1枚。
テラス席もたくさんあるので暖かい時期にはぴったりですね。
南禅寺は紅葉が綺麗なので秋にも来ることがあれば、また寄りたいです。楽しかった。
ホテルへチェックイン
ブルーボトルコーヒーを出た後はホテルにチェックインするため戻りました。
来た道と同じく平安神宮前からバスに乗り、八坂神社前の祇園で降ります。
花見小路通りでは晩ご飯屋さんを探している観光客の姿もちらほら。
お昼とは違った感じの建仁寺もまた良いですね。
建仁寺を通り抜けホテルに戻りました。預けていた荷物はすでに部屋に運びこんでくれたとのこと。
フロントでチェックインし、館内の説明を受けカードキーを受け取ります。
部屋に行く前にラウンジで少し休憩。
18:00まで利用できて、コーヒーや紅茶、ジュース、ちょっとしたお菓子などもあります。
ラウンジで少しばかり冷たい飲み物を飲んで休憩。
デラックスツインのお部屋
ラウンジを出てお部屋に向かいます。
ラウンジを出て宿泊者専用スペースにカードキーをかざして入ります。
客室までの廊下では中心に庭園があります。和の雰囲気を感じますね。
お部屋は1階の角部屋でした。
シンプルでスタイリッシュなお部屋。写真で見てたよりもきれいで高級感のあるお部屋です。
バス・トイレは別になっているのも良いですね。
部屋が広くて子供も走り回っていました。カーペットなのでこけても安心。
妻も部屋に満足しているようで良かったです。
夕食を京のむすびめで
部屋で少しくつろいだ後は夕飯を食べに出かけました。
ホテルから歩いて5分ほどの場所にある『京アポロ食堂宮川町』に行きましたが、予約でいっぱいのこと。
そこからすぐの場所にある『ごはんや蜃気楼』に行くも満席とのことでした。平日の晩ご飯だから予約なしで行けると思ってたのですが、甘かったですね。
ここからどこに行くか迷ったのですが、鴨川を渡って木屋町通りから河原町方向に探すことにしました。
高瀬川の桜がライトアップしてました。人通りもあるしお店も見つかるだろうと思い歩いていると、
『京のむすびめ』というお店を見つけました。ベビーカーも入れるとのことで入らせてもらいました。
子どもがお腹空かせて泣いていたので助かりましたね。
ではまず旅の疲れを癒すためにルービーから。うまいなー。
焼き麩。みそがビールを進めてくれます。
あんかけ揚げ出し豆腐。見た目に反して味は濃くないので子どもも食べれました。おいしい。
九条ネギと鶏ももの卵とじだったかな。ご飯も頼んだのですが進みますね。
ブリの西京焼き。ブリがかぼすブリだったかな。
脂が乗っていておいしい。こどもがたくさん食べてました。
カウンターでは、気さくなマスターが初めてであろうお客さんと談話してました。
近場の良い店なども紹介していてほっこり落ち着けるお店です。
結構食べた割に安くて、たまたま入ったお店でしたがとても良かったです。
ホテルに戻る途中に鴨川の風景。桜が川に反射して綺麗でした。
いいね、京都。
ホテルでのんびり
ホテルに戻ったあとはホテルの大浴場に行きました。
お風呂はちょっと熱めだったので、長湯はせずに身体を温めたら出ました。
夕飯後に買ったセブンのシュークリームを食べながら部屋でのんびりして過ごしました。
2日目の旅程:京都の町を観光
2日目の旅程は以下の通り。
・丸太町でパン屋巡り
・Kurasu Ebisugawaでコーヒー
・モトイギョーザで昼食
・ホテルからシャトルバスで京都駅に
ホテルで八坂圓堂の朝食
セレスティン京都の朝食は、ホテル内に併設されている『八坂圓堂』の朝食ビュッフェです。
本店は天ぷらのお店ですが、ビュッフェではその他のメニューも多数ありました。
中に入るとうちわの飾りが特徴的です。京丸うちわと言い、芸子さんや舞妓さんがうちわを配る風習があり、それを飾っているようです。
各席も広々しており混みあうこともなかったです。
第1弾は天ぷらをメインに。
天むすや野菜の天ぷらがおいしい。他の和食メニューもおいしく、こどもがバクバク食べてました。
第2弾はミニ天ぷらそばとまだ食べてないメニューを。
野菜の天ぷらはおいしくて何回も取りに行きました。
朝食はどれを食べてもおいしかったです。大満足。
持ち帰りできるコーヒーが京都の小川珈琲でした。
部屋でくつろぎながら飲みましたがおいしいですね。
チェックアウト後も荷物は預けれるので、大きな荷物を預けていきました。
セレスティン京都祇園の詳しい宿泊内容については「セレスティン祇園の宿泊記ブログ」という別記事でも紹介しているので、良ければご参考ください。
丸太町でパン屋巡り(ラビットベーグル、ベーカリーuki)
午前中はパン屋さんをいくつか巡って、カフェに行く予定だったので、チェックアウト後はバスに乗って河原町丸太町に移動しました。
一店舗目はバス停を降りて少し歩いたところにある、『ラビットベーグル』です。
ベーグルの専門店でテイクアウトだけでなく店内のイートインもありました。
専門店だけあってベーグルの種類が豊富です。
色々あって迷いますが、京都っぽい雰囲気のものにしようと思い餡バターベーグルにしました。
いわゆる萌え断というやつでしょうか。帰りの電車内で食べましたが、抹茶生地に餡、クリーム、バターとはさまれていておいしいですね。
ベーグルも固かったりモチモチすぎるタイプでなく、ちょうど良い柔らかさ。
二店舗目はラビットベーグルから7分ほど歩いたところにある、『LAND』に行きました。
ベーグルサンドが有名ですが、そのほかのパンも販売しています。
ただ、ここは行ってから気づきましたがお休みでした。定休日ではなかったので、別の理由かな。残念です。
気を取り直して、降りたバス停近くにあった『ベーカリーuki』に行きました。
お店が小さく1組ずつしか入れないので外で待ちます。
ものすごい種類のパンが並んでいます。店内のほとんどがパンに埋め尽くされている光景はちょっと面白い。
クロワッサンとパンオショコラを買いました。
クロワッサンはサクサクして好みの味。パンオショコラも同様においしい。
他のパンも食べてみたいな。
Kurasu Ebisugawaでコーヒー
パン屋巡りを終えて、ひと休みのためにカフェに向かいました。
スクールバスコーヒーストップというお店に向かいましたが、ご飯メインの感じだったので今回はスルー。
そこから少し歩きましたが『Kurasu Ebisugawa』というコーヒーメインのお店に行きました。
コーヒー器具や豆も販売しているお店です。コーヒーに特化している。
ハンドドリップもブレンドとシングルが複数あり選べます。
本日のコーヒーがシングル(ただしフレンチプレス)のエルサルバドルだったのでそちらを選びました。妻はエチオピア。
店内席はそこまで多くないものの、広めにスペースがとれます。
エルサルバドルは少し変わった酸味。ちょっとイメージが違ったかな。
エチオピアは紅茶のような感じでおいしかったです。
お店に来る人は豆を購入したりテイクアウトする人が多かったので、近所の方がよく使うお店なのかもしれませんね。
モトイギョウザで昼食
お昼ご飯時でお腹も空いてきたので、河原町にある『モトイギョーザ』に行きました。
ミシュランフレンチシェフが手がける餃子屋さんらしく、外観は餃子屋さんっぽくないですね。
店内はカウンターと4人掛けテーブル席が4つほど。ベビーカーも置けて広いです。
プレミアムパパ餃子とモトイ餃子のランチセットをそれぞれ頼むことにしました。
餃子以外に鶏肉が乗ったサラダや野菜がゴロゴロ入ったお味噌汁など、女性が喜びそうなメニュー。
餃子はどちらもおいしかったですが、個人的にはニンニクが利いているモトイ餃子の方が好み。
夜だと餃子をつまみにお酒飲みにくるお客さんが多そうな印象でした。おいしかったです。
シャトルバスで京都駅に
昼食を食べたあとはシャトルバスに乗るためにホテルに戻ります。
鴨川沿いにはたくさんの人が腰かけてますね。この風景も見納めかと思うと少し名残惜しい。
ホテルで荷物を受け取ったあとはシャトルバスの時間までラウンジで待てます。
バスが来たらスタッフの方が呼びに来てくれるとのこと。
シャトルバスへの大きい荷物の積み込みもしてくれて、ホスピタリティが良いですね。
東京のセレスティンも泊まりに行こうかな。
ホテルから京都駅まではシャトルバスで15分かからないぐらいで着きました。
京都駅で阿闍梨餅などのお土産を買い新幹線を待ちます。
東海道新幹線乗るのも何年ぶりだろう。
久しぶりに乗るとベビーカー置き場に困ったしまいましたが、駅員さんと話して通路に置かせてもらいました。
他の人たちはどうしてるんだろう?特大荷物席は確か4席だけだし。
そんなことを考えつつも2時間ほどで品川駅に到着し、帰路につきました。
最後に
京都旅行では満開の桜の時期に観光を楽しめました。
数年前に行った時よりも新しいお店がどんどん増えていて新しい発見もあります。
次は久しぶりに紅葉の京都観光もしたくなりました。