「メルカリで最近物を買う機会が増えた。まだトラブルは起きていないけど、もし頼んだ商品と違う商品が来たり写真にはなかった傷とかがついていたら取引をキャンセルできるのかな?メルカリで取引キャンセルできるのか知りたい」
こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
・メルカリで取引キャンセルできないのはどんなとき?
この記事を書いている僕はメルカリで1000件ほどの取引実績があります。
僕自身は商品を販売するのがメインなので、購入者さんから取引キャンセルについての問い合わせが何度か来たことがありますのでその経験を書きますのでご参考になればと。
メルカリの始め方について知りたい人は『メルカリの始め方を画像つきで解説!5分で分かるメルカリの始め方』をまずお読みください。
メルカリで取引キャンセルはできるのか?
結論から言うと、メルカリでは取引のキャンセルは可能です。
メルカリで取引をキャンセルできるパターンは以下の3つです。
2.販売者から期限になっても商品の発送がない
3.商品に問題があって双方の合意がある
どういった流れになるか1つずつ説明していきます。
1.購入者から期限になっても支払いがない
メルカリでは購入者から期限になっても支払いがない場合は取引キャンセルができます。
メルカリでは購入者が支払いとして選べる方法はクレジットカード決済、ポイント払い、コンビニ払い、ATM払い、携帯キャリア払いとあります。
クレジットカード決済とポイント払い、携帯キャリア払いに関しては購入時に支払い扱いになるので、今回のケースには当てはまりません。
コンビニ払い、ATM払いの場合、支払いが完了するまで取引が保留となります。
購入した後にすぐに払ってくれる購入者さんがほとんどですが、ごくまれに購入したあとにメッセージを送っても返信がなく支払いをされない方がいました。
その場合、一定期限を過ぎると取引キャンセルの申請ボタンが出てきますのでボタンをタップして取引キャンセルが完了します。
購入者の人はこういった取引キャンセルがあるとペナルティを課されます。
ペナルティを受けるとメルカリでの出品や購入などが一定期間できなくなり、繰り返してしまうと期間が長くなり、最終的には強制退会まであるようです。
購入者の方はキープとして購入するのではなく本当に欲しいときのみ購入するようにしましょう。
2.販売者から期限になっても商品の発送がない
メルカリでは商品を購入して支払いを済ませたのに販売者から商品の発送通知が来ない場合、取引をキャンセルできます。
商品の発送自体は販売者が定めている期日までに完了しなければいけません。
ですが、期日を過ぎても商品の発送通知がなくメッセージを送っても返信が来ない場合、販売期日を3日過ぎるとキャンセルの申請ボタンが出てきます。
購入者の方はキャンセルの申請ボタンをタップしてキャンセルをすることができます。
こういったキャンセルが発生した場合は販売者側にペナルティがあります。
ペナルティの内容は先ほど書いたのと同じ内容です。
販売者の方は確実に発送できる期日で商品を出品するようにしましょう。
補足ですが、取引キャンセルになると購入者側にはお金がちゃんと戻ってくるのでご安心ください。
3.商品に問題があって双方の合意がある
メルカリでは送られてきた商品に壊れていたり傷がついているなどの問題がある場合、双方の合意があれば取引キャンセルができます。
この『双方の合意がある』っていうところがちょっと難しいところです。
というのもメルカリ上でのやりとりなので傷がついているとかは判断しづらかったりします。直接届いた商品を販売者側が見ているわけではないので。
購入者側から「出品写真にはなかった傷がついているので返品したいです」みたいなメッセージが来た時に販売者側が以下の対応をするとスムーズかと思います。
「それは申し訳ありませんでした。念のために確認したいので、商品名を私の名前+商品の名称、金額は他の人が間違えて買えないように最大金額にして出品することは可能ですか?」
といったメッセージを送り傷の部分を見せてもらうと良いです。
本当は取引画面上に写真アップ機能などがあれば確認できるんですけど、今のところはないのでこのような対応がベストかと思います。
実際に購入者の方が言ってるような傷がある場合は、返品をしてもらいます。
こういったケースだと送料の負担は販売者側がもつのが一般的です。というのも購入者側には一切の非がないので。
あまりに安い商品で着払い送料を払うのが嫌な場合は、購入者側にお願いして処分してもらうのも手です。
返品の場合は、返品商品を販売者側が受け取ったのちにメルカリ事務局に問い合わせメッセージからキャンセルの申請をしましょう。
その際に商品IDとどういった経緯でキャンセルになったのか記載しておくとスムーズです。
早ければ当日中、遅くとも翌日にはキャンセルが完了します。
返品が必要ない場合はそのタイミングで事務局側にキャンセルの依頼をかけましょう。
傷がついている以外でも同様の取引キャンセルができるパターンがいくつかあります。
・記載サイズが違う(Mサイズと記載されていてLサイズが届いた)
・写真にはない汚れがある
・衣類系で穴が開いていた
・電子機器系で壊れてた
元々の出品情報と明確に違う内容の場合はキャンセルの対象とできるということです。
たまに販売者で「中古品なので問題があってもノークレーム・ノーリターンでお願いします」と書いている人がいますが、実際に商品が壊れている場合はその文言は関係ありません。
出品情報と明確に違う内容であれば、メルカリ事務局に問い合わせを入れると取引キャンセルになります。
メルカリで取引キャンセルできないのはどんなとき?
先ほどメルカリで取引キャンセルできるパターンを3つほど見てきました。
次にメルカリで取引キャンセルできないパターンも見ておきましょう。
2.購入者側が出品情報を見落としていた
1.出品情報と違いはないが実物を見てイメージが違った
服とかではありがちなのですが、いざ実物を見てみると想定していたイメージと違うということが起きることがあります。
これはメルカリというよりもネット通販で服を買う場合とも言えるかもしれませんが。
こういった場合、購入者側が「イメージと違ったのでキャンセルできませんか?」と来ても販売者側がキャンセルを受ける必要というのはありません。
ただし、このあたりは販売者側の裁量になりまして、「キャンセルできません」と言ってもいいですし、「返品送料をそちらで負担いただけるなら大丈夫ですよ」と返してもいいです。
僕個人としては返品送料を負担してもらっての返品キャンセルがいいんじゃないかとは思います。
メルカリでガツガツ商売しているわけでもないので双方に気持ちの良い取引ができるほうがスッキリするかなと。
メルカリを楽しんでされる方であればキャンセルを受けてあげると良いかと思います。
購入者側が出品情報を見落としていた
以前、じどり棒を販売しているときにあった事例になります。
iphone専用ということを商品名と説明文に書いているにも関わらずandroidスマホで購入して「使えないのでキャンセルしてほしい」とメッセージをもらうことがありました。
これに関しても販売者側がキャンセルを受ける必要はありません。
情報を明確に記載していてそれを購入者側が見落としているからです。
ただ、上記と同様にこれも購入者側が返品送料を負担してもらう形でキャンセルを受けました。
うっかりした人もいるぐらいに考えておけば良いかなと。
まとめ
メルカリでの取引キャンセルについてまとめておきます。
1.購入者から期限になっても支払いがない
2.販売者から期限になっても商品の発送がない
3.商品に問題があって双方の合意がある
【メルカリで取引キャンセルできないパターン】
1.出品情報と違いはないが実物を見てイメージが違った
2.購入者側が出品情報を見落としていた
メルカリでの取引キャンセルについて書きましたが、正直なところそこまで多くないです。
約1000件の取引でトータル10件(購入者側の勘違い含め)もなかったかと記憶してます。
もしメルカリで取引キャンセルする場面に出くわしたら本記事を参考にしてみてください。
メルカリで物を売ってみたいという人は『メルカリで売れるための出品のコツ!メルカリで売るために押さえるべき3つの要素』を参考にしてみてください。