でうまく損切りできないな。どこで損切りしたらいいかもよくわからないし、書籍とか読んだ通りに設定したら損切りばかりくらう。正直メンタルがきつい。良い損切りの方法ってないかな?」

こんな悩みにお答えします。

株式投資で損切りが重要なのはどんな書籍にも書いてありますしネットで調べても出てきますよね。

でもいざ自分で損切り方法を試してみるとなかなかうまくいかないという経験があなたにもあるんじゃないでしょうか?

「本やネットに書いてあることは試してみたけど・・・」みたいな人が大半を占める印象があります。

株の損切りって本を読んでいるときは「これならできそうだ!」と思うことは多いのですが、いざ自分の保有している銘柄がマイナスになっているとなかなか損切りの決断がつきませんよね。

そうやって損切りできずに悩んでいる間に数万円損するという悔しい思いを僕も何度も経験しました。


本記事で紹介する損切り方法は株式投資でなかなか損切りができなかった僕でも損切りできるようになった【期間損切り】という手法になります。

僕自身は株式投資を6年間していますが、色々試してきてこの期間損切りに落ち着きました。

株を始めたての人でも使いこなせる便利な損切り方法なのでぜひ最後まで目を通してみてください。

期間損切りとは?

期間損切りというのは保有日数におうじて損切りする手法になります。

例えば、ある銘柄を30日保有して目標利益+10%に達しなければ損切り(決済)するという損切りルールにしていたとします。

30日保有する間に保有する銘柄が+10%に達したタイミングで利益確定しますが、30日経っても達しない場合は、31日目に成行売りで決済してしまうのです。

このときに保有している銘柄がプラスなのかマイナスなのかは関係ありません。

期間損切りのメリットは?

期間損切りを使った場合、日数で区切るので判断が非常に簡単です。

最初に保有する日数と利益確定の数字を決めてしまえば、あとは利益確定されるか、保有日数のタイムリミットが来て損切り(決済)するだけです。

保有日数を30日と決めた場合、利益確定されなければ31日目に決済の成行売りをすればいいだけなのでラクですよね。


損切りポイントを見極めて設定する損切り方法が一般的な損切り方法ではありますが、いかんせん難しいです。

損切りポイントの見極め技術は一長一短で身に着くものではないですし、それこそ専業でずっとチャートを見てきたプロが身に着けれられものかと思います。

僕自身、6年間、株をやってきましたが損切りポイントを見極めるのはいまだにできていません。

特に株だとどれだけ時価総額が高い銘柄であっても巨大な資金で動かされることがあるので、損切りポイントを狙った機関投資家のアタックなんかもあります。

そうすると損切りだけされて、その後上昇していくなどの悔しい思いも多々してきました。

あのアタック食らうとけっこうやる気なくなりますよね。


期間損切りの場合は明確なポイントがないのでアタックを食らうことはまずありません。

あとは保有日数と目標利益だけ決めちゃえばいいので正直ラクです。

会社員で普段チャートとかを分析する時間がない人にはもちろんおすすめですが、投資で時間の自由がほしい人にもおすすめですね。

なんせルールだけ決めればあとはなんの銘柄を買うか決めるだけなので。

設定や判断が明確でラクというのが期間損切りの一番のメリットです。

損切りだけどプラスで決済することもある

期間損切りだと保有日数で区切るので実は全ての損切りがマイナスとは限りません。

上のルールで30日保有したタイミングで+3%とかであれば次の日に成行売りすればおそらくプラスで決済することができるでしょう。

損切りではありますが、日数区切りにしているのでプラスで終えることも多々あります。

僕自身が使っている投資法であれば、損切りされたとしても半分ぐらいが小さいプラスになっていたりします。

期間損切りを使っていると勝率だけで見れば50%以上になることが期待される気がします。

プラスになる回数が多いのはメンタル的に嬉しいことかなと思います。

期間損切りの注意点

「期間損切りってめっちゃ良い!すぐさま実践に移そう!」

という心意気は非常に良いことですが、少しお待ちください。

期間損切りを使っていくうえで注意点が3つあります。

1.検証して実行すること
2.損切りのルールを守ること
3.損切りルールを変えていいのは検証済みのルールだけ

注意点を守らないと使い物にならないので読み進めてください。

1.検証して実行すること

損切りというのはあくまで利益を出していくためにするものです。

損したくて損切りするわけじゃないですよね。

なので、ちゃんと利益を出していけるかどうかは検証してから実行しましょう。


例えば、適当に東証1部の銘柄を買って30日保有して目標利益は+10%で利益確定というルールにしたとしましょう。

これで10回取引してそのうち6回は利益確定、4回は平均-5%で損切りになったという結果が出た場合、

10%×6回-5%×4回=40%の利益なのでやればやるほど利益が出ます。

でもこれが、4回は利益確定、6回は平均-10%で損切りになったという結果が出た場合、

10%×4回-10%×6回=-20%の損失なのでやればやるほど損失が出ます。

ここの検証をせずに実行してやればやるほど損失が出るルールだとすると、ちっとも株で勝てないですよね。


この検証の精度が高ければ高いほど確実に勝てる投資法になります。

期間損切りというのはあくまで株で利益を出すための手段の一つなわけなのでそこをはき違えないようにしましょう。

ぜひ検証してうまくいきそうな方法で実行に移してくださいね。

検証の良い方法に関しては『株式投資のデモトレード!株取引スキルが上達するデモトレードの方法』に書いているので参考にしてみてください。

2.損切りのルールを守ること

さて検証できて利益を出していけそうなルールができたとします。

次に大事になってくるのが『その損切りルールを守ること』です。

「利益が出る方法なんだから守るに決まってるじゃないですか?」

と思うかもしれませんが、人の心理はそこまで単純じゃないですよ。

どれだけ良いルールが作れても最終的に判断して実行するのは自分です。


仮に、ゴールデンクロスした日経225銘柄を購入、30日保有して目標利益は+10%というルールで検証して利益を出し続けていける損切りルールが作れたとします。

最初のうち何回かは検証通り利益が少しずつ増えていきました。

ですがあるとき、大きく下落した銘柄があり、予定の30日目を終えた時点で-30%の損失を出していたとします。

その銘柄の損失を確定させると今までの利益以上に損してしまいます。

ルールに基づけば次の日に成行売りすることになりますが本当に損切りできますか?


ここで損切りできる人は長期的に見て利益を出していけるでしょう。

逆にルールを無視して損切りしなかった人は長期的に見て利益を出すことはできないでしょうね。

というのも『勝てるルールを守らない=利益を放棄した』わけですので。

ここでルールを守らなかった人はどこかで痛恨の損失を受ける、もしくは利益確定を自分で早めてしまったり色々な部分でルールと違うことを始めます。

その結果、利益が出るはずのルールではない方法になってしまうのでトータルで損してしまうのです。

なのでどれだけ苦しい局面が来たとしても検証して利益が出るルールに関しては守る必要があるのです。

3.損切りルールを変えていいのは検証済みのルールだけ

損切りルールを変えていいものもあります。

『検証して利益が出ることが分かっているルールかつ今よりも多く利益が出るであろうルール』です。

これであれば変更は可能です。

なぜならその損切りルールを使うほうが多く利益が出ることが検証できているからです。

逆にいうとこの条件に当てはまらない場合はルールを変えないほうが良いとことになります。

当たり前といえば当たり前ですが人は目移りしやすいので、つい違うルールを試したくなるんですよね。

損切りルールを変えるときは検証済みの今よりも利益が出るルールで採用しましょう。

最後に

今回の記事で書いた内容は僕がこの6年間で経験してきた内容です。

特に注意点で書いたところは痛い目にあってわかった点です。

検証が不十分だったり、損切りのルールを守れなかったり、ルールを変えてしまったり。

最終的には損失を大きく出すところまでいってしまったので苦い経験です。

この記事を読んでいる人は僕と同じような苦しい思いをしないように頑張ってください。