ではトレンドの見極めが大事って聞くけど、トレンドの見方がいまいち分からない。株価が上がっているのが上昇トレンドで下がっているのが下降トレンドという見方でいいのかな?株のトレンドについて詳しく教えてほしい」

株式投資をしていたら誰でも上昇トレンドや下降トレンドという言葉を一度は聞いたことはあると思います。

ですが、その言葉の意味を正しく理解して投資している人は少ないという印象を受けます。

「上昇トレンドで買ってるんだけどいつも下がって損しちゃう」

本来であれば株価が上がっていき利益がでるはずなのに、なぜか損してしまうという経験をしたことがありませんか?

もし上昇トレンドと下降トレンドを正しく理解できていないのであれば株を続けていてもなかなか勝てないでしょう。


本記事では株の上昇トレンドと下降トレンドの定義とトレンドの見分け方についてお話します。

僕は6年間、株をしていますがこの上昇トレンドと下降トレンドを正しく理解するのに時間がかかりました。

その経験を踏まえてお伝えさせていただきます。

なぜ株ではトレンドを見分けることが大事か?

株においてトレンドを見分けることが大事な理由は1つだけです。

それは『株式投資で利益を出すため』です。

安くで買うの本当の意味

株で利益を出すためには安くで買って高くで売れば良いことは知っていますよね。

この『安く』というのが曲者でして、単純に価格の安さを指しているわけではないのです。

価格の安さだけで選ぶのであれば、1週間前より10%下落した銘柄は安いので買ったほうがいいということになります。

ですが、そこからどんどん下落していくというのはよくあることです。

つまり『安く』というのは価格の安さではありません。

『安く』というのは未来の状態に対して『安い』ということです。

自分がのちのち売るであろうタイミングに対して安ければいいのです。

ここを誤解していると株で利益を継続して出すことはできないです。

下落してきた株を安いと思い込んで飛びついて結果的に損しちゃいます。

ちゃんと理解できていると将来的に株価が上昇している可能性が高い銘柄を狙うことができます。

それこそが安くで買うの本当の意味です。

トレンドが分かれば利益が出しやすくなる

次に株価が上昇していく仕組みについてお話します。

株の仕組みはざっくり捉えるとけっこう単純です。

ある銘柄を売りたいと思う人よりも買いたいと思う人が多ければ株価が上がります。

その逆で売りたいと思う人が買いたいと思う人より多ければ株価が下がります。

株で利益を出すのであれば買いたいと思う人が多い銘柄を買えばいいわけです。


「そんなおいしい銘柄が分かれば苦労しませんよ」

そうですよね。

そのおいしい銘柄を見つけるために必要なのがトレンドなのです。

上昇トレンドとは買いたい人が多い状態、下降トレンドとは売りたい人が多い状態のことなのです。

トレンドはあなたが株で利益を出すための方向を教えてくれます。

あなたが株で利益を出すためにすることはトレンドが上昇なのか下降なのかを見極めること。

トレンドの見極めができれば取引はぐっと楽になります。

上昇トレンドの定義

上昇トレンドの定義についてお話します。

上昇トレンドとは終値で安値と高値が切り上がって更新されている状態のことです。

このどちらかが欠けていると上昇トレンドとみなすことはできません。

上昇トレンドを図解

文章より見てもらうほうが分かりやすいので下記のチャート図を見てください。

見ていただくと分かる通り、直前の高値と安値が上側に更新され続けてますね。

この状態が継続している間は上昇トレンドだと判断できます。

この形が継続している間は買いで入れば基本的には上昇していくので利益が出やすい状態になります。


たまに高値をすぐに更新しないときもありますがそれは上昇トレンドの終了ではありません。

明確に上昇トレンドが終わったと判断するのは高値と安値の両方が切り下がったときです。

この形になる前に上昇トレンドが終了したと判断して利益確定する人もいますが、それは利益を増やすチャンスを逃しています。

明確に上昇トレンドが終わらない限りは株価は上がっていきます。

ですので上昇トレンドを捉えたならトレンドが終了するまでは利益を伸ばしていくようにしましょう。

上昇トレンド中の損切り

上昇トレンド中に損切りする判断基準は明確で上昇トレンドが終了したら損切りします。

つまり高値と安値の両方が切り下がったときに損切りします。

なぜなら買った理由は上昇トレンドで利益が出やすいと判断したからなので、そのトレンドが崩れた時点で持ち続ける理由がなくなるからです。

図のように高値が更新されず安値も切り下がったので上昇トレンドは終了と判断して損切りします。

このあとひょっとしたら上昇するかもしれませんし、もしくは予想通り下落するかもしれません。

どっちになるとしても、買った根拠が崩れたタイミングで損切りを実行しましょう。

また上昇トレンドが発生したときに買えばいいことなので。

根拠なくトレードを続けるほうが危険だということを認識しましょう。

この損切りができると常に根拠をもってトレードに挑むことができるのでトレードが安定してきます。

この損切り方法は初心者向けの期間損切りではなく、上中級者向けの損切り手法ですが知っていて損はありません。

期間損切りについては『【株の損切り】うまく損切りできない人へ!利益が増える損切りルールとは?』に書いていますので興味があればどうぞ。

下降トレンドとボックストレンド

株で見るべきは基本的に上昇トレンドになりますが、下降トレンドとボックストレンドについてもお話しておきます。

下降トレンドの定義は上昇トレンドの逆で、高値と安値が切り下がって更新されている状態です。

下降トレンド中はトレンドが継続している間は株価が下がり続けます。

図のような感じです。

下降トレンドが継続している間は株価が下がり続けるので下降トレンドが終了するまでは買うのは控えるのがベターです。

ボックストレンドは上昇トレンドでも下降トレンドでもない状態で、一定の高値と安値の間をいったりきたりします。

ボックストレンド中は難しいですが安値付近で買い高値付近で売るというのが繰り返しできるのであれば大きな利益につながります。

ただし判断が難しく一歩間違えれば下降トレンドにつながりかねないので慣れるまでは手を出さないのが無難です。

まずは上昇トレンドをうまく見極めてトレードしていくことに専念しましょう。

それだけでも十分利益が出ます。

終わりに

最後にトレンドの定義だけまとめておきます。

上昇トレンド:高値と安値が切り上がって更新
下降トレンド:高値と安値が切り下がって更新
ボックストレンド:一定の高値と安値の間で動く

上昇トレンドを判断することとトレンドの終了時に損切りすることを徹底してみてください。

慣れるまではうまくいかないかもしれませんが、コツをつかめると安定して勝てるようになるでしょう。