式投資で投資スキルを向上させるにはデモトレードで練習を積むのが一番です。

ですが、どういったふうにデモトレードを練習していけば良いのか悩んだことはありませんか?

この記事では、デモトレードでどうやって練習すれば投資スキルが上達するかを書いています。

これからデモトレードでスキルを上達させたい人はぜひご参考ください。

株のデモトレードをしたほうが良い理由

デモトレードをすべき理由

デモトレードとは実際のお金は使わずにシュミレーションで取引することです。

株式投資でデモトレードをしたほうが良い理由ですが、損を出さずに株取引のスキルを高められるからというのが理由です。

デモトレードを行うメリットとデメリットを最初にお話しておきます。

デモトレードのメリット

デモトレードのメリットは下記の2点です。

・負けたとしてもお金が減らない。
・勝てるようになるまで投資法を修正できる。

・負けたとしてもお金が減らない

デモトレードは実際のお金を使うわけではないので、仮にうまくいかなかったとしても、お金が減ることはありません。

投資の勉強をして初めて取引する場合は何かしらのミスをする可能性があります。

ただでさえ投資に絶対はないので、思わぬ値動きをすることもあります。

リーマンショックや地震などに伴う暴落など誰も予想できません。

そういった難しい相場にでくわした場合でもデモトレードならお金が減る心配がありません。


・勝てるようになるまで投資法を修正できる

デモトレードの一番大きいメリットは、勝てるようになるまで投資法を修正していける、という点にあります。

例えば、「移動平均線のゴールデンクロスのタイミングで買うと上昇する」ということを勉強したとします。

でも実際にデモトレードしてみると、毎回上昇するわけではなく、むしろ半分ぐらいが下落するということが分かってくると思います。

こういった場面でよくよく見ると下落したときには共通するパターンが見つかるかもしれません。

「下落中のゴールデンクロスは上昇しないのか」
「上昇中のゴールデンクロスは上昇するのか」

などパターンが見えてくれば、それじゃあゴールデンクロスは上昇中のときだけ買うようにしよう、といったより精度の高い戦略が立てれます。

勝てる投資法を一切の損失なしに作り出すことができるのがデモトレードの魅力ですね。

デモトレードのデメリット

デモトレードのデメリットと呼べるか分かりませんが一応記載しておきます。

・取引に対する真剣さが薄れる
・半年以上の長期投資に向かない

・取引に対する真剣さが薄れる

デモトレードのメリットの裏返しでもありますが、お金がかかっていないので真剣さが薄れる、という点が挙げられます。

当然の話ですが、お金をかけているのかいないのかでは真剣度合にはどうしても差がでてしまいます。

本当はデモトレードを真剣に行うことで、未来の利益を得ることにつながるのですが初めて株式投資をする人などはイメージしにくいのかもしれませんね。

どうしても真剣に取り組めない場合は、少額で取引するという方法もあります。

100万円の資金を持っている人であれば10分の1の10万円以下で実取引を開始するなどですね。

多少損するかもしれませんが、集中力に差が生まれるので勉強スピードが上がる可能性があります。

とはいえ、お金も無限にあるわけではないのでデモトレードで練習することをおすすめします。


・半年以上の長期投資に向かない

買ってから売るまでに半年以上かかる長期投資にはデモトレードはあまり向いていません。

練習できるという点では問題ないのですが、練習できる回数が少ないのでうまくいってるかどうかが分かりにくいんですよね。

複数銘柄をデモトレードで練習してもいいのですが、2期間ほどやると1年経ってしまいます。

特に長期投資の場合は相場状況にかなり依存するので、1年後だとうまく機能しないなどもあり微妙です。

買ってから売るまでに1か月以内に終わる短期~中期トレードのほうがデモトレード向きになります。

長期投資の場合は過去チャートを見ながら考えるほうが良いでしょう。

実取引からスタートする危険性

デモトレードをせずに実取引からスタートすることの危険性についてお話しておきます。

というのが、投資法の検証がうまくできず技術が向上しないということが起こりえます。


実取引だとお金がかかっているがゆえに真剣にもなりますが、本来の投資法と違う行動を取るということがよくあります。

勉強した投資法では損切りを推奨している場面なのに、お金を失うのが怖くて損切りできない。

その結果、さらに損失を拡大して資金を減らしてしまう。

このときに失ったのはお金だけじゃなく、使っている投資法がうまくいくのかどうかという検証の機会も失っています。


デモトレードをやっている期間がもったいないから実取引からスタートしたい、その気持ちはよく分かります。

僕もそうやって実取引からスタートして検証できていない投資法を何度も試しました。

その結果、資金を数十万円と失いました。

しかもその間、投資技術は向上しなかったので本当に意味のない負けになってしまいました。

お金も失って勝てる投資法も見つけれないままで、文字通り時間もお金も失いましたね。


すぐに実取引をスタートしないことで儲けそこなっている気持ちになるかもしれませんが、実際のお金は減りません。

でも実取引して損失が出てしまえば実際のお金が減ってしまうのです。

現段階で株で利益を出して勝ててる人ならまだしも、始めたての人や負け続けている人は、デモトレードでしっかり練習することをおすすめします。

スキルが上達するデモトレードの方法

デモトレードの上達方法

株のスキルが上達するデモトレードの良いやり方ですが、『トレードノートを書くこと』です。

トレードノートとは、エントリーしたタイミング、損切りするタイミング、利益確定するタイミング、そしてそれぞれの理由を書いておくといったものです。

トレードノートを書くことのメリットは投資技術の向上が早くなる、ということに尽きるのですがもう少し詳しく説明します。

1.トレードノートをつけることで正確に確認できる
2.振り返りできるから根拠を持ったトレードができる

1.トレードノートをつけることで正確に確認できる

トレードノートをつけると自分のトレードがうまくいったのかどうかが正確に確認できます。

例えば、下記のようにトレードノートに記載しておきます。

【注文】
1月24日にシャープを100株1190円で購入
損切りは1096円
利益確定は1500円

【根拠】
買った理由は小さい上昇トレンドの押し目
損切りは直前の安値
利益確定は以前の節目


こうやって書いておいて実際に確定したタイミング、それからの数日の経過を見ておきます。

損切りされた場合、さらに下げていたのであれば予想は合っていますよね。

逆に損切りされたポイントで反発し始めたのであれば損切りの方法が違っていた可能性があります。

こういった内容は漠然とデモトレードをしているだけではなかなかつかめません。

一回こっきりのトレードであれば覚えれると思いますが、何十回とデモトレードしているとどこを直していけばいいか分からなくなりますよね。

そういったあいまいなデータを作るのではなくトレードノートに記載することで正確な情報を確認することができるのです。

2.振り返りできるから根拠を持ったトレードができる

トレードノートをつけるとトレードの振り返りができるので根拠をもってトレードに挑むことができるようになります。

投資手法というのは人それぞれだとは思いますが、全ての投資手法に共通しているのは期待値でプラスになる手法だということ。

この期待値がプラスにならない投資法ではやればやるほど損してしまうので使いたがる人はいませんが、実際には使っている人も多いです。

というのが期待値がプラスなのかどうかわかっていないからなんです。


例えば、株の本で『移動平均がゴールデンクロスしたら買いというルールで利益が出る』という紹介があるとします。

この方法を全員が使っても全員が勝てるわけではありません。

著者は嘘をついているわけではないのですがその他のルールが抜けていたりします。

買う市場は東証一部じゃないと通用しなかったり、全体市場が上げ相場になっていないと通じないであったり、損切りの幅は時期によって変えないといけなかったりですね。

あとは10年間通してやればプラスになるとかですね。

読んでいる側はそんなこと分かりっこないので、マネしてみて投資手法が合わない相場だと簡単に損します。

そして「この投資手法は使えない」と決めつけてお金がなくなるまで別の投資手法に走ります。

典型的な負けパターンですね。


そうならないためには使えそうな投資手法をトレードノートをつけて振り返る必要があります。

トレードノートを振り返っているうちに損切りする位置を考えたり、下げ相場では使えない投資手法であることに気づいたりすることができます。

そうやってデモトレードを積み重ねているうちに期待値でプラスの投資法ができあがります。

トレードノートを通して根拠がある投資手法を身につけられるので、いざ本番でトレードしてもちゃんと利益をだすことができるようになります。

振り返りができないと改善策も打てないですし、根拠を持ったトレードもできないのでいつまで経っても勝てないままになってしまいます。

ごくまれに頭の中で振り返って勝てるようになる投資家がいますが本当にごくわずかです。

トレードノートを書いていたほうが振り返りが確実ですし成果に直結するのでぜひつけましょう。


うまくいく投資法自体がまだ定まっていないという人は、株の勉強におすすめの本5選!初心者から中級者まで使える株式投資の本を紹介をご覧ください。

僕が継続して利益を出せるようになった投資法の本を紹介しています。

デモトレードのシュミレーションサービス

最後に株のデモトレードに使えるシュミレーションサービスを紹介しておきます。

シュミレーションサービス自体はデモトレードをするうえで絶対必要ではありませんが、利益計算などを楽にするのであれば使った方が便利です。

簡単な会員登録だけ必要なのでめんどうと感じる場合は使わなくても大丈夫かなと。

株マップ

株マップ』は株の分析に使えるサイトです。

メインはデモトレードのシュミレーションというより、銘柄探しする際に使うことが多いサイトです。

株マップでは会員登録をすると運用ゲームに参加することができます。

仮想の資金が1億円でスタートです。

あまり金額の多さに合わせるのではなく本来の自分の資金を考えてシュミレーションすると良いです。

株マップ自体は銘柄探しをするときにも使えるので見ておいて損はないと思います。

僕も銘柄探しするときによく使いました。

トレダビ

トレダビ』はシュミレーション専門のサイトです。

デモトレードのシュミレーションをする上では株マップよりもトレダビのほうが使い勝手は良いです。

仮想の資金は1000万円でスタートです。

機能やルールもしっかり設定されているのでデモトレードのシュミレーションをするための条件を満たしているサイトです。

デモトレードのシュミレーションをするだけであればトレダビだけで十分だと思います。

終わりに

株のデモトレードのやり方をお話してきました。

デモトレードで利益が出せるようにならなければ本番トレードでも間違いなく勝てないので、デモトレードでしっかり練習してください。

その際にトレードノートをつけながらやれば確実に勉強スピードは上がります。

これをしっかりやるだけでも勝てるトレーダーに近づけるのでぜひ試してみてください。


投資法だけじゃなく資金管理の重要性についても、【株式投資の資金管理】リスク分散は資金管理で!コロナショックの株取引事例も紹介で書いているので合わせてどうぞ。